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最近のスナップ
(毎日の『私も言いたい』から抜粋)

 歯が浮く
 歯の浮いたような選挙演説を何度、何年見せつけられ続けるのだろうか。
 少なくとも、自分が政治という世界に興味を抱きだした小学校高学年から60年、いつだって時の政治屋たちは、平然と出来ないことを、さも出来るように吹聴している。
 マスゴミ(塵)はそれに輪をかけ、何の目的があってするのかわからない世論調査なるものを、選挙期間中にこれまた平然と流している。
 どの党が優勢だなんていう情報は差別以外の何物でもない。ニュースで取り上げる映像は平等を謳っているようだが、何をもって平等なのだろう。「幸福実現党」なんて何人候補者を出そうが、ニュース映像には出てこない。『前』議員はそんなに権力があるのだろうか。
 腹が立つほどに早すぎる「当確」というやつも気にくわない。何が出口調査だ! と怒ってみたところで、結果がその通りなら誰も文句は言えないのか。
 誕生日で選挙権を区別するシステムは最たるもの。年度制で社会を動かしているはずなのに、急に誕生日というピンポイントで物事を決めてしまう。それは当然だとする今の制度は、誕生日が来たら小学校に入学したり、中学校に進学するということになる。それでは都合が悪いから、社会全体のコンセンサスとして年度制を採用しているはず。どうして選挙権年齢だけが誕生日なのだろう。同じ学年は、基本的に同じ教育を社会を通して受けているはずなのに。
 (2017年10月18日)

 小判鮫
 小判鮫の如く自民党にくっついて離れない公明党がうざい。
 旧民進党や希望の党、はたまた共産党を臆面もなく罵り責める言葉を聞いていると、そのまんまその言葉を公明党自身に向かって喋った方が適切だと思えてくる。
 いかにも自分達が政権を担っている如くの振る舞いは、ちゃんちゃらおかしい。建て前と本音がこれほど乖離した政党も珍しい。政教分離していると主張するなら、全員が創価学会員でないことの踏み絵をしてみろ。
 品行方正のような格好だけをつけて、不倫問題が週刊誌に載ると、さっさと当事者を議員辞職させる手際の良さが、なんとも嫌な雰囲気を増長させる。
 創価学会員の集まりに参加したことがあった。映画界の現役時代、前売り券を引き受ける構図があって、「民音券」と称して当日券1500円のところ1050円という特別割引料金が適用されていた。しかも全盛時には東京地区で10万枚も売れたものだから、その集まりにはえらく興味があったわけだ。
 その集まりで一番強く感じたことは、小学校の頭の悪いグループの発表会の様相だったこと。こんなことは小学生時代にとっくに済ましたことだろうと思えることを、若い夫婦が発表していたことに正直驚いた。
 そんなことがトラウマとなって、私の創価学会を見る目はかなり厳しい。三女が創価学会員と離婚したことも、それ以上に胸の内を悪くしている。
 (2017年10月12日)


 魑魅魍魎
 人に害を与える化け物の総称。また、私欲のために悪だくみをする者のたとえ。▽「魑魅」は山林の気から生じる山の化け物。「魍魎」は山川の気から生じる水の化け物。(goo辞書より)
 社会の中で政治の場面が多くなると、まさしくこの言葉が決まり文句のように聞こえるし、ぴったんこに見える。政治屋本人には化け物のつもりはなく、ただひたすらに選挙に勝ちたいというだけのことなのだろうが。
 そこが化け物どもの化け物たる所以。高潔な理想を掲げ、筋を通して政治を全う出来る人間がどれだけいただろうか、今もいるだろうかと問われて、周りを見回しても、テレビの中にも思い当たる節がない。
 高過ぎる報酬と多過ぎる議席では、日本の年金問題以上の危機感があったはずなのに、そんなことはお構いなし、ひと言も議会で発しないで、1本の法律提言にも関わらない議員が遊べる世界は気持ちが悪い。
 たまたま小池東京都知事にくっついていたお陰で、木偶の坊のような若狭勝なんぞが取り仕切ろうとするものだから、せっかくの小池ブームもこれで終わりかという様相になってきた。
 公示がされない前に選挙戦は終わってしまう。解散特需はいい加減なことばかり言っても金になる「政治専門家」の諸氏、特に今回のように先が読めない、分からない選挙では、どうでもいいから何かを言っておけば、当たれば大したもの、当たらなくても仕方がないよと、またテレビ局に呼ばれて金を稼げる。
 げに嫌っくきは、知ったかぶりの似非評論家。
 (2017年10月3日)


 偽善
 先日、日本テレビの24時間テレビについて軽くコメントしたが、ネット上ではようやく日本テレビのあのチャリティーを非難している口調があった。
 チャリティーと称して視聴者からはお金を募るが、出演者には高額なギャラを払っていると怒っているようだ。
 日本社会にはボランティアやチャリティー、社会貢献と言った言葉が似合わない。いいところがいっぱいある日本なのに、どうしてこういう類いのことには悲惨な環境なのだろう。
 プロのスポーツ選手で多くの人達が社会活動をしている姿が報じられない。もしかすると、影に隠れて多大な寄付をしているのだろう、と思ってみたくなるが、現実にはそんなこともなさそうだ。
 宗教観からの違いも大きく影響している。富める者が施しをするのは当たり前で、施しをされる方にも劣等感はない。武士は食わねど高楊枝という日本人のDNAは、富める者が自分のために遣うだけの財産を容認しているようだ。
 それこそノーギャラでチャリティー活動をする海外の映画スターの爪のあかを煎じて飲ませたい。一番の犯罪者は日本テレビだろう。このチャリティー番組でどれだけの利益を得ているのか。キャーキャー言って無神経にテレビ視聴している一般人には、もっと重大な責任がある。
 (2017年9月10日)


 太鼓持ち
 ひとつのバラエティー番組を最初から最後まで見ることは、まずないが、最近のテレビのバラエティー番組は芸能人の芸能人による芸能人のための番組のように見える。
 お座敷で、太鼓持ちの芸を観客の太鼓持ち達が見ているような光景に見えるのだ。そんなことに今頃気がついたのか、と怒られそうな気もする。
 そんな中、昨日のNHKスペシャル『戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946』はおもしろかった。
 期待していたわけではない、NHK夜9時のニュースの後、チャンネルを回す間もなく偶然に番組が始まったのだった。
 ずーっと不思議に思っている、思案に暮れるあの廃墟の中から日本はどうやって復興したのだろうか、という素朴な疑問の一端を見た。
 最近公表されたという古くて新しい終戦直後の映像が胸に沁みた。売春斡旋所の記録も否応なく見ることになる。ひと頃のNHKでは考えられない表現力が素晴らしい。
 結局は占領軍に取り入って金を稼いだ連中が社会のトップにのし上がっていったんだ、とはっきりともの申すNHKがあった。
 映像技術の進化で、当時のフィルムの中に現代の役者を実に上手く組み込んでいるシーンもあった。先日のNHKではない歌番組でも、今の浅丘ルリ子が当時の石原裕次郎と腕を組んで登場し、一緒に歌を歌っているシーンを見せてくれた。
 先人に学ばなければいけないことはたくさんある。その当時にのし上がった人種を罵ることはしない。が、これからの日本人があの廃墟から立ち上がる国民をもう一度演じられるだろうか。
 手を差し出せば水だって勝手に出てくる時代、もうすぐ死に行く種族は危惧する。これからちょっと先の日本人のことを。
 (2017年8月22日)


 有事
 「俺を解任できないだろう」と、トランプの嘯く姿が想像出来る。
 北朝鮮が何処までやったらアメリカは動くのだろうか、という疑問より先に、トランプの暴言が何処までだったら許されるのだろうか、ということの方が興味がある。  他国民の心情を推し量ることは出来ないが、トランプを心底応援している国民が多数だとすれば、アメリカはもはや最も危ない国に指定されてもおかしくない。
 「白人至上主義」を掲げるのなら、先の世界陸上の現地で、叫んでみれば良かったのに。白人なんてひとりもメダルをとれない種目がどれだけあったことか。
 イギリスではなくアメリカ合衆国での開催だったらおもしろかったけれど、神様はそこまで楽しい舞台は作れなかった。

 「有事」に備えて訓練をなどというニュースがピンとこない。北朝鮮の暴言に備えるのなら、今すぐにでも原発を停めて施設を隔離しなければいけない。万が一に原発にでも着弾したら、それこそ取り返しの付かないことになるのに、そんな有事は想定しないで人間だけ隠れろ、と言っているような。
 (2017年8月18日)


 ホントにやるの?
 猛烈な暑さだ、と一般ニュースの中で取り上げられるくらいの暑さ。2020年東京オリンピックを、ホントにこんな暑い最中にやるのだろうか。
 あと2か月もすれば、それこそ1964年東京オリンピックの時のような爽やかな秋の空のもとで、全世界に日本の良さを発信できるのに。オリンピック委員会が何と言おうと、この時期に東京でやるなんて気狂い沙汰だ。なんと融通の利かない人種なんだろうか。
 冬のスキージャンプ競技だって今や夏に大会があるくらいなのに、夏と冬のオリンピックを時期だけで区分けするのは頭の悪い人間の所業だろう。
 ちょうど今、ロンドンでの世界陸上が行われている。まったく気候の違うロンドンと東京を同じ目で見ることが間違っている。それは日本が強く主張しなければいけなかった。それで条件に合わないのなら、最初から降りるべきだった。

 広島原爆の日を言えない人が70%だというアンケート調査があった。信じられないけど、そういう時代なのだろう。くだらないバラエティー番組ばっかりやっているテレビ局にも大きな責任がある。我々の若い頃には年がら年中、戦争、原爆の話が語られてきていたから、よもや広島、長崎の原爆の日を言えないような人はバカでない限り見当たらなかった。
 原爆の日を通して、「戦争は嫌だ」という声を取り上げるのは日本の風習。決して原爆を落としたアメリカを恨むなんて言う論調はずーっとない。ましてや原爆によるケロイド像を世界中に設置しようなんて思う人は皆無だ。
 (2017年8月5日)


 
 ミュジックステーションをながら観した。もう今のメロディーラインが心に入って来ないのが辛い。
 日本の楽曲は変化に富んでいて最高だと書いたことがあった。その意見は変わっていない。アメリカの音楽なんて、何を聞いても同じに聞こえる。リズムだって一緒だ。その点、いくら進化した音楽といえど、日本発の楽曲はどれも特徴があっていい。
 どんな下手くそなグループが何人でもユニゾーンで歌ったって、大ヒットする曲があるということ自体が素晴らしい。それにしても下手くそなグループ歌を聴いていられなくなって、ついついチャンネルを回してしまった。
 そんな中にわざわざアメリカの音楽プロデューサー・チームに楽曲を依頼した歌手がいた。案の定つまらない楽曲で、こんなつまらない依頼をするんだ、と妙な感心の仕方をした。
 カラオケ・マシーンの採点を争う番組が登場して久しい。心に響く歌手の歌声は、楽譜に忠実なことではなく、唯一無二の声(ボイス)の質の問題なのだ、と言うことが分かっていない人が多い。
 どんなに上手な歌を熱唱されたって、「あ~うまいね」と相槌を打つのが精一杯、勘違いしていなければやっていられないだろうから、ずーっと死ぬまで勘違いしていればいい。
 (2017年8月4日)


 限界の始まり
 今日は酷かった。1週間前に約束して本日11時半にヒルトンホテルのロビーで待ち合わせを、ということを完璧に忘れてしまった。
 こんなことは生まれて初めてのこと。電話が鳴って相手の名前を見た時にやっと思い出す始末、それらしい以上の忘れ事は圧倒的に多いが、今日のような完璧な失念は気持ち良いくらいのパーフェクト・ゲームのようだった。
 現役時代からメモをとらない習慣は変わっていない。今は予定がパラパラなので、わざわざメモをとる必要もない。それくらいの予定を覚えられなくなったら、それこそ人間をやめた方がいい。
 ヘラルドの宣伝部長の時にも手帳を持たなかった。格好ツケのためにその当時流行りだしたシステム手帳とかいうやつを買った記憶はあるが、結局は格好つけのためだけに短期間持ち歩いたような気もしている。
 実は今週は日曜日に用事があって、その後今日28日に待ち合わせと覚えていたつもりだった。ところが同じ28日にNHK名古屋でヘラルド関係の放送があるという情報が入り、それが27日放送だよという誤報もあり、28日に関する情報がどうも頭の中で上書きされてしまったのが原因だろうと、自分の中では分析した。
 ということは、同時に同じようなことを処理できる頭ではなくなったという証明になるような気がする。
 これが呆け、認知症の本格的な始まりだろう。
 (2017年7月28日)


 3年前
 2020東京オリンピックの3年前になるということでニュースになっていた。
 どう考えたって、こんなクソ暑い中で陸上競技をするなんて、昔で言う気狂い沙汰だ。
 国際オリンピックの規定に従って夏のオリンピックを開催するのなら、本来日本は立候補さえ出来ないのが現実だ。
 四季のある日本で、わざわざこの時期にオリンピックを開催することがインターナショナルなら、残念ながら日本はインターナショナルに成れない。
 TPPとか国際標準とかいうことも、こういう置き換えをしてみると分かり易いのかもしれない。

 大相撲のことを平気で「国技」と言ってしまうNHKニュースがひどい。
 NHK朝ドラを見ている。何年ぶりかのこと。若手の茨城弁が素晴らしい。ちょっと東北弁にも似た発音もあるが、奥茨城という仮想地域なのでいいのかも。
 (2017年7月24日)


 WD
 1週間ほど前に自分のパソコンにハードディスクを追加した。パソコン自作にいそしんでいた頃なら日常的作業も、久しぶりのパソコン・オープンに緊張した。
 今回追加したハードディスクは、ウエスタンデジタル コーポレーション(Western Digital Corporation)製の3TBだ。すでに1TBと3TBのHDDを積んでいるが、この頃の「歌う介護士」動画撮影で、想定外のスペースが奪われている。
 こんな時のために映画エリアにはいつ消してもいい映画がストックされているが、いざとなると消すことがもったいない気持ちになってきて、こちらの方が想定外だった。
 自作機に夢中になっていた頃の最後の頃によく使っていたのがWD社製のHDDだ。その当時は3流会社で評判もイマイチだった。でも明らかに安かったので使い続けていた。起動時に故障がなければ、その後のもちかたはほとんど変わらないということも体感で知っていた。
 その会社が今やHDDの世界では一流になっていた。あの東芝の半導体部門売却にいちゃもんをつけているのがこの会社だ。
 HDDは1万円でどれくらいの容量のものが変えるかが目安になっている。円安のせいでパソコン・パーツは割高になっているが、HDDは量産品のお陰で徐々に安くなっているようだ。今回の価格は7980円、まずまずだろうか。なんといっても、内蔵でこうやって3TBのHDDを簡単に追加出来ることが、パソコン自作機のいいところ。いいでしょう?!&%$#
 (2017年7月4日)


 ひどい
 昨日はホームページ更新をしていない。このホームページが出来てから、家にいない時は仕方がないが、家にいる時で更新をしなかったのは初めてだろう。
 「お休み」と書くことは多々あっても、お休みと更新をすることは必須だ。「Last Update Time」が表示されてるから、自分でも更新状況が確認できる。
 最近とみに導眠剤を飲んでからのラリり方がひどい。パソコン作業は続けているのだが、頭が回らない、手が思うように動かない、などと思いながらの夢うつつ状態の時間が明確に翌日に検証されるのだ。
 昨日もそうだった。「更新しよう・・・」と思ったところまでは覚えているが、そのまま眠ってしまったことが現実だった。

 歴史的大敗後の反省の弁を何度聞いたことだろう。「蛙のつらに小便」「懲りない面々」「喉元過ぎれば熱さを忘れる」如き言葉がぴったんこな議員連中。
 人間の生活はいろいろとあっておもしろいのだが、この連中とつき合わなくてもいい庶民は仕合わせだろう。生きていて腹が立って仕方がない。そんな人生は嫌だ。

 将棋の「ショ」の字も知らないテレビキャスターばかりであきれ果てた。ゲームのルールくらいは知っているのが常識。ましてやキャスターになろうとしている人間が、そんな知識を持とうと思わなかったことが不思議だ。
 ファミコン世代以降はゲームと言えばテレビゲームなんだろう。もっと確かな遊びを覚えなくては。麻雀のルールなんて、点数を数えるあたりまで覚えて、本当のおもしろさを体感すべきだろう。
 (2017年7月3日)

 新しきこと
 つい最近  dマガジン  という雑誌閲覧サイトの会員になった。月額432円でほどほどの雑誌が読める。
 現役時代の電車通勤の友は週刊誌だった。曜日によって違う発売が嬉しかった。ポスト、現代、文春、新潮はレギュラー、朝日、サンデー毎日、なども購入していた。夜の帰途は日刊ゲンダイ、時には夕刊フジ、と情報の蓄積及び判断材料として極めて重宝していた。
 そんな脳の遊びがなくなって久しい。最近の情報源はテレビがもっぱら。浅い、ゆるい情報源に不満がいっぱいだった。偶然に見つけた今回のwebサイト、1冊400円以上になってしまったらしい週刊誌を1冊分で何冊も見られるのは嬉しい。
 見ることはないだろうけれど、女性誌もある、週刊誌だけではなく月刊誌も揃っている。時間はあるけれど、モニター越しに活字にかじりついているわけにはいかないから、読むものは限られることは確かだが、ちょっと生活と脳の活性化に変化が起こり、楽しい時間が増えるだろう。

 昼行灯というよりは1日行灯のような自民党幹事長の演説を聴いていると、この政党の未来が見えない。堅牢なはずだった官房長官にも陰りが見えている。奢りだろうがなんだろうが、政治を取り仕切るのが政治屋ばかりでは、人間の生活もこれ以上なかなかはかゆかない。

 日本陸上、市川華菜が100m、200mの2冠に輝いた。福島千里時代も終わったようだ。福島時代にも言った彼女の走る腕遣いの悪さが、とうとうそのままになってしまった。市川嬢もそんなに上手い腕振りではない。世界に通用しないのは走りではなくフォームなのだ。陸上にもベストなコーチを海外から招聘すべき時代だ。
 (2017年6月25日)


 庶民
 新瑞橋という隣駅に行くことが多い。イオンもあるし100円ショップも2軒ある。勿論食堂の類いもあるが、充分ではないところが不満。それなりの主要駅のはずなのだが、昔栄えて、今落ちぶれてきた街らしい。
 そこへの往復でメイン道路ではない道を通ることが、また多い。そんな道にも喫茶店が何軒かあって、どのお店にもランチがある。そんな中の1軒に今日初めて入った。
 ランチは極く極く普通、取り立ててまずくはないが、美味しいと言えるものではなかった。二度と来ることはないであろう。ランチだけなら600円と安さは抜群であるが、これから数えるほどしか食べられない食事にわざわざ不満足を得たいほど生活は落ち込んでいない。
 そんなことではなく、その喫茶店での会話だった。夫婦でやっている典型的な地方の喫茶店だったが、そこに常連客のような老婦人が二人ばかり集まってきていた。
 野際陽子の話題から始まって、ゴルフの話、しかも夜中からやっていた全米オープンで寝不足気味だと言う。夜になったらバレーボール、そしてまた野際陽子のドラマを見るんだという。
 ゴルフの話では外国人の名前がぽんぽん出てくる。しかも正確に会話に加わっていて、全員が遅れをとらない。いや~凄い。これが庶民テレビ族のパワーなんだと、改めて恐れ入った。
 井上公造がNHKの夜9時のニュースでインタビューされる時代、世の中はさらに芸能人に席巻される時代が続くようだ。テレビの力は恐ろしい。希にしか見ない映画の影響力はどんどんおちていく運命なのだろうか。
 (2017年6月19日)


 俺が、俺が!
 「俺が、俺が!」と評価される人物がたまに居る。
 本人はそう思っていないし、むしろ他人をそう評することがあっても、まさか自分が他人からそんな風に思われているなんて、微塵だに思っていないに違いない。
 特徴的には、こちらの話題として何かを話しかけているのに、いつの間にかそいつの話に変わってしまうことだ。どこかで、自分の妻や子供、従兄弟や祖父母、義理の兄弟から友人の親類にまで、その自己中心的な話題を話し出す。
 こちらが話しているんだよ、と怒り心頭になる気持ちを抑え、「そうなの、へ~え」と相づちを打っているが、いつも気持ちは煮えかえるばかり。
 聞く耳を持たない、というよりは、他人の話などホントのところは何にも興味がないらしい。興味を持って聞いているのは、同じ話題で自分の事に置き換えて話が出来ると踏んだ時ぐらい、に見える。
 そういう相手と話する時は、こちらにも覚悟が出来ていることがほどほどなので、実は腹が立つことはまずない。またか、という諦めが先んじ、話をすることを速く切り上げようと、努力することになる。
 こんなことを本人の前で喋れるほど、勇気があるわけではない。永遠に自分の気持ちを表すことがなく、世の中からいなくなってしまうことは悔しい。かもしれないが、そこまで自分が確立されていない人間には、虚しさだけが日々の憂い。
 (2017年6月18日)


 ゆる~く深く!プロ野球
 NHK-BS1の実験的プロ野球生中継番組。BS2では通常の放送形式でプロ野球中継をしていた。さすがのNHK、昨日で3回目らしい。偶然に見ることが出来てラッキーだった。
 工藤三郎アナウンサー、宮本慎也(元ヤクルト)、里崎智也(元ロッテ)、美しいバッティングと投球で人気の稲村亜美(モデル・タレント)、役者のピエール瀧、リポーターに伊藤慶太アナウンサー、テレビ画面にはディレクターの男性も映っていた。
 これらの登場人物がただ解説、喋っているわけではない。元プロ野球選手の二人は、試合中にもかかわらずミットの持ち方、パスボールしない極意を実践してみせたり、失敗しないバントの仕方、キャッチボールでのボールの投げ方まで見せてくれる。2時間も3時間もただ無駄に同じシーンを見せつけられるより、はるかに新鮮に映る。
 テレビ画面はワイプで、しかも俯瞰カメラを使ったり、キャッチャーが捕球の時に必ず一瞬目をつぶる映像も捉えている。さらに凄いのが、リリーフ投手の載ってくる車を外野通路でとらえている。チアガールの待機情況、風船を飛ばしたカスを拾いに行くスタッフの姿も伝えてくれる。
 これぞテレビ画面、といった雰囲気が斬新だ。Twitterのように視聴者の書き込みも当然採用して、1万5千通の投書が届いたと報告していた。
 リアルタイムならではのおもしろさと見た。これだったらプロ野球中継を見てもいい。そう思わせてくれる企画に脱帽する。NHKでしか出来ないイベントみたいなもの、本来なら視聴率を気にする民放が率先してやらなければいけない。今やれるのは、テレビ東京くらいしかないのだろうと実感する。
 (2017年6月11日)


眠る
 毎晩誘眠剤ハルシオンを服用しないと眠れないことを想定していなかった10年前。服用しないと、本当に眠れないのかという実験はすでにトライした。
 昨日は午後11時前に観始まった「バックドラフト」だったが、あんなに長い映画だとは思わなかった。結局午前1時ちょっと前に観終わって、寝床に入った。
 通常は午後11時頃に服用して、12時半頃にはもう寝床に入ると、すんなりと寝入れることが出来るのだったが、昨夜は違った。どうにも眠くならない、おかしいなと思いながらも、服用していないということを微塵だに思わなかった。
 結局、眠りの極めて浅い時間を経過しながら朝になってしまった。起きてみて、ハルシオンが使われない状態で佇んでいるのを見つけてから、あっ! と驚くしかなかった。
 もう実験をするまでもなく薬がなければ眠れないのは分かっている。今日は朝からどうしようもない不快調な1日になった。どこかで眠ってしまったら、今度は本日の眠りにかなり影響してしまう。
 やることがないけれど、久しぶりにEXECLのマクロを組んだりして時間を潰している。デザインも1件、2件。ディレクターがいかに重要かということを実感する。好き嫌いのデザイン世界、技術に裏打ちされない製作にはストレスが溜まるばかりだが、それなりの満足感もあり、どっちが優っているのか測り難いところ。
 (2017年5月8日)


また、MLBのはなし
 先日話したボールの回転数、ルート効率、打球初速度などは「スタットキャスト」と呼ばれるハイテクを駆使したデータ分析術らしい。
 さらに、いわゆる敬遠のフォアボールの場合、今年からベンチからの宣言で1球も投げないで、四球が成立することになった。賛否両論は勿論あるが、いつも言うように、とりあえずやってみようという精神に賛同する。
 ぐちゅぐちゅと結論の出ない自分の主張だけをすることが得意な日本人には、こうも簡単に新しいことに着手するアメリカ人の内なるものと実行力には恐れ入る。
 「東京の都立高校の約6割が、生徒が髪の毛を染めたりパーマをかけたりしていないか、生まれつきの髪かを見分けるため、一部の生徒から入学時に「地毛証明書」を提出させていることがわかった。」なんていうニュースを聞くと、どんどんひどくなっていくその保守的感覚に、かなり苛立ってくる。いったい、若い日本人はどっちを向いて歩いたらいいのだろうか。

 イチローの3000本安打のセレモニーがマーリーンズ本拠地球場で行われた。昨年実施されるはずだったが、マーリーンズのエース・ピッチャーが自動車事故で急死したため、セレモニーが延期になっていたのだ。当日の使用球にはイチローを祝う印が刻印されていて、ホームランボール・ファールボール・選手やボールボーイ、ボールガールによって無造作に投げられるボールをキャッチして、一生の思い出を作れたようだ。やることが半端じゃないアメリカの爪の垢を煎じて飲んでも、そう簡単には意識改革は出来ないのが日本だろう。アメリカが羨ましいのではない。出来ることをやらない日本人を罵りたいのだ。
 (2017年5月2日)


厚顔無恥でなければ生きてはいけない?!&%$
 『Mステ』という音楽番組を偶然最初から見た。2、3日前のことである。くっだらないバラエティーよりは、はるかに好ましいのが音楽番組なので、時々チャンネルを回すことがあった。
 中学生のような容姿のアナウンサーが気になっていたが、テレ朝もずいぶんとエロい遣い方をするもんだ、と毎回感じていた。他の番組でこのアナウンサーを見たことがないので、Mステ専属かと思っているが、どうなのだろう。もっとも、好んでテレ朝を見ようとしていないので、他の番組で見ないというのは正確な表現ではなさそうだが。
 この日の目玉は、矢野顕子と上原ひろみのピアノコラボだった。矢野顕子の唄もはいるが、この二人のピアノは凄かった。これだけでもMステを見た価値があった。二人とも海外を拠点にしている、もう日本人アーティストと呼ぶのも憚れる人物だ。とにかく素晴らしかった。
 生放送なので他のアーティストもひな壇に座っている。この日はコラボ特集とかで、椎名林檎とトータス松本もなかなか大したものだった。椎名林檎の線の細い歌い方が、この日は消えて、トータス松本のお陰で普段では見られないパフォーマンスが繰り広げられた。
 V6や嵐というグループの連中が、良くも恥ずかしくなく同じ舞台で歌を唄えるな~、というのが厚顔無恥という言葉につながっている。人気があればなんでもいいんだというのがテレビ界社会、それでも老人にはとても考えられない情況。こんな上手い人達と一緒に出来るわけがないじゃん、と共演を断らなければいけない。
 そんなお堅いこといわないで、ただひたすらに「アーティスト」としてパフォーマンスすればいいのだ、と教えられているのだろうか。
 (2017年4月30日)


 築くべき未来はすべての人を含んでこそ価値がある
 「希望を存続させるには一人いれば十分であり、その一人になるのはあなたかもしれません」。バチカン市国から直接届けられたこの力強いTEDトークで、教皇フランシスコはそう語りかけます。宗教のいかんにかかわらず、力ある者にも力なき者にもすべてに希望を与えるメッセージの中で、精神的指導者である彼が私たちの今置かれている世界について啓発的な指摘をし、平等、連帯、優しさで世界を満たすように呼びかけます。「互いに助け合って忘れないようにしましょう。相手は 統計や数値ではありません。私たちは皆、互いを必要としています」

TED(Technology Entertainment Design) Ideas worth spreading  TED  には、拡散すべき情報が盛りだくさんある。遂に、ここにローマ法王が登場した。 ローマ法王  17分51秒で語られる言葉は、普段より宗教的でない感じが少しする。綺麗ごとにしか聞こえないキリスト教の説法も、心からの信者には珠玉の言葉として身に染みるに違いない。
 キリスト教20億人、イスラム教16億人、無信教10億人、ヒンドゥー教9億人、仏教4億人という信者の数が本当に正しいかどうかは知らない。信じる者は救われる、ことは確かだろう。人間を信じられなくなったら生きてはいられない。神に頼らなくても、正しいお導きびきを、と都合の良いことばかりを願う者に仕合せはやって来ない。
 (2017年4月29日)


 一歩も二歩も先行くMLB
 日本のプロ野球中継をほとんど見なくなったので、実際にどの程度の差があるのかは定かでないことを言い訳して始めよう。
 メジャーリーグの今年からのエンターテインメントは、今まで観客が感覚で見ていたものを数値化していることだろう。
 まず投手部門。囁かれてはいたが、投手の投げる球の『回転数』を表示している。直球は回転数が多い方が威力があるとされる。ただ、球種によっては、回転数が少ない方がよしとされるものもある。単なる球速だけでは打者を抑えられない理由がこれで分かった。
 次は打者部門。打った打球の初速度を表示している。ホームランや長打になる打球は、やっぱり速度が速かった。ついでに、ホームランの飛距離もかなり正確に発表されるようになった。
 最後は守備部門。特に外野手のファインプレーの時に、なるほど、と頷ける。それは守備位置からボールをキャッチするところまでの移動する『ルート効率』を数値化しているのだ。超ファインプレーは、るーと効率97.8%のような数字になっている。大変興味深い。
 観客、視聴者ばかりではなく、今まで勘や経験則だけで喋っていた解説者には丁度いい資料になっている。世の中も他のスポーツもどんどん数値化され、アバウトな技と技ではない応酬が行われていることを印象づけている。
 翻って、日本のプロ野球は何を改善しているのか、と疑問を提せざるを得ない。とりあえずやってみようと、アウト・セーフの判定でさえも、MLBではもう日常的だ。人間の目でいいじゃないかというのは間違っている、と思わせられるジャッジばかりで、人間の目に対する心意気も変わって当然だと思えるようになった。
 (2017年4月28日)


 amazon は、もうダメだね!?
 先週、『日本ヘラルド映画の仕事』を3冊調達するために、web 書店を3店使った。amazon、ヨドバシカメラ、紀伊國屋書店の3店である。
 勿論、ほとんど同じ時間に注文している。在庫ありという表示も確認している。さてさてどの書店が一番速く届いたでしょうか? また、その包装形態は? ということを、ここで改めて検証したかった。
 なんといってもダントツだったのはヨドバシカメラ。だいぶ前から日本一のサイトだとの評判が高かったのだが、意外と知らない人が多い。24時間経たずに届いている。昔も速かったが、配達を郵便局に替えたときから、さらに速くなった印象がある。包装も悪くない。厚手の封筒の内側にはプチプチクッションがついているし、本はビニール袋に入っていた。
 2番目は紀伊國屋書店。ヨドバシより遅れること1日。初めて利用したが、webの表示や受注メールの内容などに、一流店の風格があった。包装は一番、本を密封したビニールで被い、両側には丁寧にダンボール板が使われていた。
 もともと「本」でスタートしたはずの amazon が最後だった。さらに遅れるところ半日で日をまたいでいた。包装は最悪、封筒の中になんの被いもなくザクッと本が投げ込まれているような感じ。1週間でアメリカからCDや本を買っているという話を聞いたのは、何年前のことだったろうか。それ以来日本上陸後もトップを走り続けてきたこのサイトが、今や落ちかけのなにかみたいに見える。送料有料化や会員制度への誘導など、感触はどんどん悪くなっている。佐川からりヤマトになったときから落ち目になってきたような。配達量が増えて人がいないから値上げだなんて、経済論理が逆走している。
 今回の検証の結果、amazon は出来るだけ使うのをやめよう、と再確認した。また、愛するヨドバシカメラをさらに応援していこうと誓うのだった。
、  (2017年4月26日)


 Google ドライブ は便利だ。同じようなサービスはあっちこっちにあって、特に Gogle だけが群を抜いているわけではない。が、単純に15GBという容量を与えられれば、文句のいいようがない。
 いくら単独のメール容量やメール・ボックスの容量が増えたって、大きなファイルや10個以上ものファイルをメールに添付するのは顰蹙を買うような行為だろう。
 ダウンロードしたりアップロードしたり、ファイルを共有することは当たり前に出来る。それをさらにアップグレードしているのが Google ドライブ アプリ と言われるものだ。
 このアプリをインストールすると、自分のパソコン上でエクスプローラのようにファイルを開いたり編集したり出来るようになる。自分のパソコンを扱っているようにファイルを共有できるのは画期的だ。
 ただ、この Google ドライブ アプリ をインストール出来ないパソコンがあって往生した。訳の分からない英語のエラーメッセージが出てきて、インストール出来ない。普通のエラーメッセージなら英語でも分かるケースが多いのだが、この場合文章になっていなく、ひたすらフィルの所在地となにかのエラー表示になっているだけ。諦めていた。
 何度もweb検索してようやくひとつのヒントが見つかった。今日それを実行したら、何のことはないあっさりとインストール出来、使用することも出来た。不思議なものだ、ありがたいものだ。「C:ドライブに [ tmp ] フォルダーを作ってあげるだけ」。同じように悩んでいる人に伝えたい技だった。
 (2017年4月24日)


  カレンダー  は、このホームページのどこからか辿り着けるページのひとつ。
 こういうのを隠しページというのだが、このカレンダーは永久カレンダーである。家族関係の誕生日や命日を表示しリンクを貼ってるものもある。そういう日にちの特定以外、メンテナンスフリーなのがいい。毎年祝日の日にちが変わるハッピー・マンデーも春分の日も秋分の日も、一応自動的に表示される優れものなのだ。上部の左右のボタンでカレンダーを進めたり戻ったり出来る。ただそれだけのことだが。

 キナ臭い世界情勢だが、日本でも考えられないような現金強奪事件が起きた。額の多さにも恐れ入ったが、どう考えたってこんな大金を銀行から引き出した人間を襲うのには、ピンポイントの情報が必要だ。とりあえず逮捕された韓国人だけではなく、裏で糸を引く主犯は誰なのだろうか。こういう時こそ、推理作家が妄想を膨らませて、あっちこっちのワイドショーでその推理なるものを披露して欲しいものだ。北朝鮮の実態を知らないくせに、専門家面して視聴者を惑わせているエセ専門家を見飽きているのだから。
 (2017年4月21日)


 変なおっさんだと思っていた籠池氏が意外ときちんと証人喚問に応じていたのに驚いた。
 意外とというのも失礼なくらいに過去の証人喚問に登場した人物の中では、一番誠実だった印象がある。隣にいた弁護士の助けがなければ、自分に不利な事実も喋ってしまいそうな勢いだった。
 一体、彼を動かしているのは誰なのだろうか。事件とならないまでは明らかに自分のためだったと思われるが、今となっては後ろにうごめく黒幕群の姿を是非とも知りたい。
 自民党の質疑は明らかに総理大臣と総理夫人を守ろうと終始しているのが良く分かって興味深かった。民進党の質疑には予定調和のようなよどみない応答をしていたのが強烈な印象。
 真実を暴くというよりは、この質疑応答で誰が得をするのだろうか。現首相夫人を国会に引きずり出したとしても、何も真実は暴かれない。ましてや万が一に安倍政権が倒れたとしても民進党が政権交代できるはずもなく、何もいいことが見えないおままごと国会の典型例としてニュースに残るだけだろう。
 (2017年3月23日)


 おもしろくないはずのWBCがおもしろい。ホームランなどなかなか打てない日本代表打線が、とりあえず奮起している。筒香がいい。2015年シーズン終了後、ドミニカのウインター・リーグに武者修行に行ったあたりから、格段に打撃センスが成長した。
 もともとの才能に加えて自分を究極の場所に置くことが出来る人間が、その先に進むことが出来るのだろう。素晴らしい。

 時々訳の分からない人間が登場して社会をかき回す。森友学園の籠池とかいう人物は、なんと胡散臭いのだろう。経歴を洗えば間違いなく不穏な過去が出てくるはずだ、と思っていたが、さっそくマスゴミ(塵)はひとつふたつと洗い出してきた。
 こういう類いの人間が、堂々とというよりは、普通の人々よりもっと物質的に恵まれて生きていることが不思議だ。神は公正だから、死んで悪魔に食われるだろうと思いたい。

 法律は難しい。国会の各議院や地方議会の百条委員会において証人を喚問する「証人喚問」では嘘を言うと罪になる、という言い方をマスゴミ(塵)が伝える。国会の委員会で、調査などのために参考人を招き寄せて意見をきくことが「参考人招致」で、証言で嘘を述べても罪に問われない、と大声で公言されている。辞書にもそう書いてある。
 不思議な人間社会だ。ウソをついてはいけない、と小さい頃から躾けられているのに、嘘をついても罪に問われない場面を公言されては、親はどうすればいいのだろうか。建前と本音を使い分けることが得意な日本社会でさえ、そんな風潮が普通だとは。昔から不思議で仕方がなかった。真面目に生きる者が馬鹿を見る、とも言う。そんな馬鹿な。もういいよ。
 (2017年3月9日)


 なんとも盛り上がらないWBC日本代表チームの試合。ベースボールや野球のシーズン前ということもあるが、いやはや気持ちが野球試合から遠く離れているのが致命傷。
 昔の名前で出ています的な選手がいるのが疎い。今どきのイキのいい選手をもっとたくさん遣わなければ。年功序列な日本社会の法人と同じような構図がスポーツ界でも多くみられる。寂しく、残念だ。
 今日の試合、相手はオリックス、気になったことがひとつ。両チームともまったく同じようなユニフォームを着ていた。上が青(しかも濃い目の青でテレビには同じ色に見える)で、下が白、日本チームの青には線が入っているだけが違い。
 なんと芸のないことをさせているんだろう。どこのどいつが悪いんだ。このあたりがアメリカのメジャーリーグと大きく違うところ。エンターテインメントを分かっていない。わざわざ9人ずつが同じユニフォームで戦うのに、18人が同じユニフォームに見えるなんて。

 クールジャパンが聞いて呆れる。まだまだ、あるいはまったく追いつかないことがある。それがエンターテインメント部門だ。その部門で働いていた人間として強く感じる差がある。他人を楽しませようとすると、お茶らケてしまう日本民族。目標があるということはいいことだが、何年たってもやることが変わっていないことが問題だろう。
 (2017年3月5日)


 えっ!何だって、プレミアムフライデー?&%$! 日本が一番の社会主義国家だと言われる所以。
 夏はこの服を着なさい、と言われれば、はい!のひとつ返事で総理大臣以下全サラリーマンが実行するに至っては、お笑いぐさと言うよりちょっと頭の構造を疑ってしまう感がある。
 そんな言葉を遣うと差別になる、と誰かが言えば、そうだそうだと何の規則もないのに勝手に言葉の自主規制をしてしまう。
 おもしろい国としては全世界No.1であることは間違いない。午後3時に仕事を終わってビールを飲みましょう、と映像が流れる。馬っ鹿みたい! これじゃ、それ行け、やれ行け、と戦争に駆り立てられて、勝っていることだけを報道していた戦争時代となんにも変わっていないじゃないか。
 仕事終わりに酒を飲むことが普通だ、などと、それこそ酒の飲めない人を差別している。そんなことが差別だとは思わないのだろう。飲めない方が悪いと言わんばかりの社会は酷い。
 若い頃からどれだけ酒を飲めないことで言い訳をしなければならなかったか。そんなことは自分の責任ではないのに。緊急アルコール中毒で死亡する人間が増えなければ、世の中の平均神経が変化する兆しは見えない。
 (2017年2月24日)


meat クリックで拡大します。
 この看板は、何と読むでしょうか?
 えっ! 「はかいし」?
 「はかいしにんぎょう」と、
 読めてしまうのは浅はか?
 さすがに店の入り口にはふりがなが振ってある。なんとも誤解を招く店名で、思わず微笑めればいいのだが、そこまで明るい感じではないのがちょっと。

 きな臭い世の中の匂いが漂ってきた。
 第一次世界大戦、第二次世界大戦を経験していないけれど、そういう時代だったら戦争突入必至のような空気感に襲われている。
 所詮は実務が伴わないトランプは、やっぱりダメだった。と言われるだろう。アメリカ・ファーストと白人至上主義を声高に叫んでも、何も出来ていないではないか。出来ていないどころか、早々と側近の辞任が起こるようでは、期待感はかなり薄い。
 金正男の殺害事件がこんなに株価に影響しないようでは、世の中に生きていない金の亡者どもの世界だと罵られても仕方がない。
 ことの始まりにはもっと敏感にならなければいけない。小さな綻びからしか、大きな綻びは出来るはずがない。怖い未来が待っている。早く天国からお呼びがかからないかな~。
 (2017年2月15日)


 本気になってアルツハイマーのことを考慮しなければいけない。
 ふっと今日書こうと思った事柄が、ちょっとした時間で消えてしまう。しかも同じことを何回も繰り返すと、これは単なる歳のせいではなく、病気にかかっているのではなかろうかと思えてくる。
 もっとましなことを書こうと思い、あっ!いいことを思いついたまではいいんだが、その後がいけない。日本人の平均年齢にはとても到達出来そうもない。

 『日本ヘラルド映画の仕事』が2月10日に発売されたので、自分のメールソフトにあるメール・アドレスにその旨を送った。23通が宛先不明で戻ってきた。
 全部で何通送ったのか分からないが、100通前後だろうか、普段から整理整頓をしていないので、こういうときにちょっと自分で自分にイラッとしている。几帳面だと思うのだが、その方角が人によって違うんだろう。
 宛先不明で戻ってきた人の中に亡くなった人はいないだろう、と祈るほかない。
 ついでに、いつも登録だけで使っていない Facebook にも告知した。どうもこの Facebook なるやつの使い勝手が分からなく全然進歩しない。このあたりはパソコン難民の普通のおっさんだ。
 (2017年2月13日)


 「一番好きな女優は?」と聞かれたら、迷いなく『柴咲コウ』だと答える。あの顔立ちが好きなのだ。演技は下手くそで、イモみたいな役者でどうにもならないが、ひと言ぐらい喋って役が成り立つなら、やっぱり一番好きだろう。
 昨年、初めてNHKの大河ドラマを1年間通して観た。引き続き今年も見ているが、今週からようやく柴咲コウが登場した。予想通り大根役者ぶりを発揮している。好きな顔立ちがこの役では引き立たない。昔の顔ではなく、現代人の顔立ちなのかもしれない。
 日本史をテレビで勉強しようとおもっているからの鑑賞なのだが、今回の「井伊家」に興味はあるが、なんとなくこれ以上の鑑賞には耐えられそうにない。来週から観るのをやめてしまいそうな感じだ。
 たぶん視聴率も毎週毎週落ちているに違いない。だって、おもしろくないもん。昨年は三谷幸喜がかなり押さえた演出で、ようやく大衆に迎合できたという印象が強かった。  今年は、ちょっと酷い。
 まぁ、勝手な感想だが、アメリカ大統領に見習って、勝手気ままに言いたいことを言って、やりたいことをやれる世の中になったような。
 (2017年2月6日)


 『ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2017』を聴きながらこれを書いている。毎年恒例のこの番組はNHK・Eテレの目玉番組。
 日本では午後7時から3時間という優雅な番組時間だが、私が耐えられるのはせいぜい1時間、9時から観始まった。ウィーンとの時差は8時間、1月1日の11時15分にコンサートが始まる。ウィーン楽友協会の大ホール(黄金のホール)で行なわれるマチネ(昼公演)の演奏会である。現在は世界の90カ国以上に生中継されていて、世界中の人々がこのコンサートを楽しんでいるという。
 こういう場所へ出入りできる人は極くわずかな人達。素養がなければ希望があっても意味がない。見せかけで見に行く人はそんなにいないだろう。私が楽しめるのはホント言うと、やっと30分くらいかもしれない。耳に馴染まないクラッシックを聴いて心が癒やされるほどの人間ではない、残念ながら。
 それぞれの人には住む場所がある。こういう音楽を聴いて、心から拍手できるような人間に生まれ変わることが出来るのなら、次回には是非そうしてもらいたい。
 幸いに私のテレビ環境は、音をアンプを通して独立のスピーカーで聴くシステムになっている。音楽番組になるとテレビよりも音が良いDVD・レコーダーからの音を繋ぐようにしている。
 なるべく大きな音をだして、せめて自分がこういう音楽を好きだと錯覚させながら時間を費やす。でも、中身がついていかない。
 (2017年1月1日)


 自宅の階段を下りたところから、ちょうど500歩で新瑞橋イオンの外階段に到着する。
 ちょっとばかり遠回りをして山崎川沿いに歩いて行くこともある。最近、この山崎川に老人カメラマン一団がよくたむろしている。大きな望遠レンズを付けた素人カメラマンばかりだ。
 身の丈に合わない、年齢にも相応しくない望遠レンズを抱える老女もいる。そんな勝手な評価は失礼だとは思いながらも、どうみたってそうとしか見えない。ごめん。
 何を撮っているのかが分からない。単なる水鳥なら、常にスイスイ泳いでいるので、これが標的ではないらしい。みんな同じ方向を見ている。この汚い川で、しかもちょっと匂う被写体背景は、私には魅力ゼロだ。
 8月まで住んでいた天白川はここに比べたらだいぶ美しい。もちろん、匂いもしなかった。写真というフェイクに写った物象からは匂いはしない。汚くても、少し色がついていた方が写真としては上なのかもしれない。
 所詮はフェイクな偽物を後生大事にしている神経を由としない。本物の人間力をつけたいと頑張ってきた現役時代、今や色褪せて偽物以下になってしまえば、何のための努力だったのか自問自答しても答えはかえってこない。
 (2016年12月15日)


 ヘラルド時代、新卒採用に関わったことが二度あった。一度は試験問題を作り、一度は最終採用の可否を社長から相談されたとき。
 映画が好きで映画会社に入りたい人が多かった。今でもきっと多いだろうが、映画会社の採用人員は極めて少ない。業界大手の東宝、松竹、東映ならたとえ採用されて入社したとしても、いざ配属が決まったら、そこはスクリーンの前ではなく不動産会社の机だったりすることは希ではない。
 私が考えた試験問題の中の1問は「トマト銀行について記せ。」というものだった。まだあるのかトマト銀行という時代になってしまったが、その当時のホットな旬の話題だった。それでも正解者はほとんどなかったと記憶している。また、知らない答えの書き方で、男と女の根本的な違いを見つけられたことは、今でも興味深く思っている。
 東京6大学出身の女子で、「宣伝部の配属でなかったら入社しません。」という者がいるけど、どうしよう。というのが社長からの相談だった。相談をするというのは、採用したいけれどそんな我が儘を言う人間は採用したくない、という思惑が見て取れた。
 私の答えは、「採用」を強く推した。多少の我が儘を補う才能を求めているのがヘラルド。ちょっと変な奴の方がヘラルドらしい、と今でも思っている。こういう「いきさつ」があったことを採用されたその女子は今でも知らない。現役時代にこの女性に直接伝える必要もなく、この程度の話題はほおっておかれた。酒の席がないというのが私には幸いして、愚痴や悪口を言う機会に恵まれていないことが大きな要因。
 ヘラルド時代に見つけた亭主を婿に迎え、今は生まれ故郷佐渡に帰り造り酒屋を切り盛りしているらしい。彼女の人生がこうやってまったく知らないところで、違った方向に誘ったかもしれない出来事を知らないで暮らしていることがおもしろい。
 あのとき「不採用」と言っていれば、やっぱりそうしようか、となっていただろうし、彼女の人生はまた別の道へと向かっていただろう。それでも、何処からスタートしても同じような道へと進んで行ったのかは神のみぞ知るということなのだろう。
 この小生意気な女性とは現役時代もその後も親しく話をしたことがなく、実は私があなたのキーマンだったんだよ、と言ってみたい衝動に駆られるこの頃である。
 (2016年12月12日)


 『鶴瓶の家族に乾杯』という番組をレギュラーで見なくなって久しい。ご飯を食べる箸の持ち方が出来ない落語家なんて信用できない、と思い始まったらもう我慢できなくなっている。
 偶然7時のニュースの後で今日の舞台が「山口県柳井市」だと分かって、これは見なくてはと喜んでの視聴となった。
 「聖地巡礼」の主宰社だった河谷が亡くなってもうすぐ2年、彼の出身地が柳井だった。学生時代に一度訪れている。2年前には現地から不動産情報紙を取り寄せてもらって、念願の「瀬戸内海の見える部屋」を検討したこともあった。
 『卓球の町』『自然薯』『鯛』『柳井縞』『金魚ちょうちん』などというキーワードを一度も聞いたことがなかった。地元の当たり前の事柄を、あらためて話題にするほど貧困な知能ではなかった彼の姿が思い浮かぶ。

 今回も番組中で鶴瓶が箸を持つシーンがあった。スタッフも分かっているからちらりとしか見せないが、ほんの少しましになっていたような感じはする。それにしてもだ、こんな簡単なことを今更ながらに直すことが出来ない人間なんて、どう考えても偽物だ。
 こういう話をしたとき、彼は鶴瓶を擁護した。優しさの溢れる想いを、彼の家族がどれだけ理解していてくれていただろうか。
 彼が亡くなってからまだ一度も墓参りをしていない。どころか、柏の彼の家にも行っていない。でも、こうやって、ことあるごとに彼を思い出すことが供養になるに違いないと確信している。
 (2016年11月21日)


 野菜が高い。トマト2個で300円もする。牛丼一杯をまかなえてしまうほどだ。  ときの政府は、物価を2%上げるんだと、庶民の生活を脅かすことに奔走している。どういうことだろう。馬鹿な経済学者やその類いの為政者どもが、よってたかって庶民生活を愚弄している。  野菜や果物が高いのは今に始まったことではない。30年前だって、生活様式の違いとはいえ、1個単位で八百屋に並ぶリンゴが海外の市場では1kg単位で庶民が購入していく。  曲がったキュウリもゆがんだトマトも、野菜売り場の店先にはない。ちょっとでも傷が付いて中身が見えるようなブドウなんか見かけることもない。野菜の製作者はときの政権に加担するように、まったく問題なく食べられる果物や野菜を平気で捨てている。そうやって価格を高めに維持して何とか商売をやっている。  誰も喜ばないのに、そういう図式が日本の生活環境になっている。喜ぶのは高給取りだけと、昔から決まっている。こんなに食物物価の高い社会は日本くらいだろう。暴動が起こることなんか間違ってもない、と政府はたかをくくっている。  あまりに庶民を馬鹿にしていると、そのうち「・・・の乱」とかいう過去の遺物が、ムクムクと顔をもたげてくることになるだろう、ことは歴史が物語っている。  そこまでの気概がある奴なんかいるのだろうか。それこそ教育で、骨の髄まで政府に抜かれてしまっているかもしれない。
 (2016年10月20日)


 女子野球W杯(韓国・釜山)決勝でカナダを10-0で下し大会5連覇を達成した。というニュースがあったが、誰が決めたのかこの日本代表の愛称が「マドンナジャパン」だという。
 SAMURAI BLUE(男子サッカー)、なでしこジャパン(女子サッカー)、サムライジャパン(男子野球)、若武者ジャパン(大学野球男子)、龍神NIPPON(バレーボール男子)、火の鳥NIPPON(バレーボール女子)、トビウオジャパン(競泳)、ムササビジャパン(ハンドボール男子)、おりひめジャパン(ハンドボール女子)、日の丸飛行隊(スキージャンプ)、クリスタル・ジャパン(カーリング)、マーメイドジャパン(シンクロナイズドスイミング)、スマイルジャパン(アイスホッケー女子)、フェアリージャパンPOLA (新体操団体)、まだまだあるが書き切れない。

 POLAをスポンサーにして愛称にまで会社名を入れた新体操、妖精(フェアリー)という呼び名も浸透すればさらに良く聞こえる。日本には男子新体操があるが、オリンピック競技に採用されるまでにはまだ50年かかるかもしれない。その日のためにもう愛称は決まっているのかな?
(2016年9月11日)


 名古屋市では65才になると収入に応じた金額で『敬老パス』が手に入る。私ごとき収入でも無料ではなく、1年間に5千円払う必要がある。市内は全線市営なので、バスも含めて結構使いでがある。
 これまでは改札に通す薄っぺらなカード方式だったが、ようやくICカード導入となった。9月1日から使えるカードが送られてきて驚いた。見本のように「敬老パス」の文字が堂々としているのだ。keiroupass名古屋市交通局からダウンロードした見本写真より実際の方が、はるかに文字が大きく見える。粋じゃないよね。役人のやることはせいぜいカード全体の色を金(キン)に近い色にし豪華に見せるのが精一杯。本人じゃない人に使われないように、と心配ばかりしているのがありあり。
 受け取った瞬間に失望感に溢れ、役人仕事を恨んでいる人は多いに違いない。ケースから出さずに使えるICカードなら、もっと持つことに喜びを感じるような洒落たデザインにすべきだと思う。「あなたは老人です」と、念を押されることは嫌なことだ。
 「suica」や「icoca」、あるいは名古屋の「manaca」と同じような機能を持っているんで、便利さは一気に飛躍するだろう。役人にも遊びが欲しい。リオ・オリンピック閉会式で見せた日本のキャラクター文化が末端にまで行き渡ることを望む。
(2016年8月29日)


 内村航平が鉄棒から落ちた。これまでにも国際大会の大歓声の中で同じようなことがあったと聞いていたが、今回のナマ映像を見て納得した。
 体操の団体競技は1組の中に何カ国かが同時に違う種目を演技する。日本チームが鉄棒をしていた時に同じ組の地元ブラジルが別の種目を演じていた。内村が鉄棒演技を始める前から、大歓声が湧き上がっていた。ブラジル人の熱狂度は凄い。内村が演技をしていても、それとは関係なく歓声が間断なく起こっていた。
 応援をすることを悪いといいたいのではなく、世界チャンピオンが演技する時ぐらい、そっちに注目しろよと言いたいのだ。最近よく聞く「リスペクト」という言葉が脳裏に浮かんだ。
 世界チャンピオンが演技しているのに、まったく関係のないリズムで大歓声を発し続けるのは、内村に対するリスペクトがなさ過ぎる、と言いたいのだ。
 そんなことに惑わされずに、自分を貫けなどと言う評論家が多いが、そんなことはない、内村よ、それが人間らしくていいじゃないか。
 そんな訳の分からない励ましの言葉が出てくるとは、我ながら不思議な感覚だ。 (2016年8月7日)


 東京都知事選挙予想は見事な惨敗だった。自分の社会的判断が適切でないということを再認識しなければならない。
(2016年7月31日)


 東京都知事選挙がおもしろくなった。こうでなくちゃ。一応三つどもえといった様相は、選挙とは関係のない全国民の関心が行くところ。
 誰が当選するのかを予想しなければならない。専門家は専門家らしく、素人・庶民はそれらしく、他人事にして結果を持ってやっぱり、なんていう感想を言っているようじゃ話にならない。
 当たるか当たらないかの問題ではなく、自分が生きている現在の社会情勢や社会の価値観を知るためにも、自分の予想が必要なのだ。もちろんマスゴミ(塵)の言っていることを参考にしていいわけで、そこから先の結論的自分の意見を固めるという行為をしてみよう。
 どうも人間は歳をとればとるほど、分かったようなことを言う癖がある。ホントは何も分かっていないくせに、さも世の中の出来事が全部自分の頭脳の範疇だと勘違いしている。最近の「さんま」の言い草に、「分かるよ、分かるよ」がある。何でも知っていると吹聴するつもりはないのであろうが、つい無意識に言葉に出ている。既に大御所のさんまに意見をする人間は誰もいない。聞いていて不愉快になってくる。
 さて、私の予想は、鳥越200万票、増田185万票、小池160万票である。鳥越に卓越した能力を感じないが、よくぞ決心したという感じ。先日観た黒澤明作品「生きる」の主人公のように、癌を患った人間の懸命さが人々に共感されるだろう。NHKの「ファミリーヒストリー」で自分のルーツをあらためて見直すきっかけを持ったことが大きいかもしれない。石田純一もこのNHK「ファミリーヒストリー」の犠牲者かもしれない。
 増田某はいかにも官僚あがりの権力志向者らしく、慇懃無礼さが如実に表れていて気持ち悪い。自民・公明の思い上がりな態度に水を差したい有権者が多いに違いない。この人物は知事をしていた岩手県の借金を増やして、知らんぷりしているのを県民は今でも怒っている。
 小池某も政治屋にどっぷり浸かり過ぎた感が否めない。あまりにも堂々とし過ぎた態度や物言いは、庶民から拍手されることはないであろう。自民党分裂選挙とか言われているが、彼女を応援する自民党員は数少ないことは確か。出る杭は打たれる類いの諺ではなく、出しゃばり婆といった風情か。

 私の愛するNHK-BS「ワールドスポーツMLB」の司会者深津留美嬢が西武の菊池雄星と入籍していたというニュースには驚いた。どこまでもぶりっ子の横浜、フェリス出身の彼女が岩手県盛岡育ちの野球選手と結婚するのは似合っている。いつまでもぶりっ子を捨てることなく、姉さん女房を演じて欲しいものだ。
(2016年7月14日)


 ネット印刷なるものを現在体験している。テレビCMで見た「ラクスル」というサイトだ。
 たまたま他人の名刺を作ってあげていて、インクジェットの見た目の悪さ、インクジェット用名刺印刷用紙のイマイチさが気になっていた。チャンスがあったら頼んでみようと思っていたところ、何の気なしにホームページを見ていたら、印刷見本請求で500円のクーポンをくれるというので、ついその気になった。
 名刺100枚で受付から1営業日後1,400円、2営業日後1,200円、3営業日後800円、5営業日後600円、7営業日後463円(税抜き)という驚きの価格だ。急がなければどんどん安くなるというシステムがおもしろい。最近知り合った現役印刷会社営業マンに直接この安さの理由を聞いたら、ラクスルが下請けの会社をたくさん抱え、注文を整理して発注するからだと簡単な説明をしてくれた。
 それにしても安い。パソコンで作った名刺原稿をインクジェットで印刷するより、もしかすると安いかもしれない。入稿もプロ御用達のIllustrator、Photoshopばかりかpdfファイル(wordやpowerpointからの変換も可)でも受け付けているというから凄い。
 たまたまIllustratorを日頃から使っていたので、この入稿に関してはちょうど良かった。と思って作業を始めたが、これが結構面倒なものだった。原稿そのものはいつも通りなのだが、入稿するためのファイルの設定という奴がプロ仕様というか普段の作り方では不足だった。文字のアウトライン化と画像の解像度をチェックしなければいけないことは知っていたが、さらに細かい専門分野の設定があって、いちいち説明を読んで実施するのに手間暇がかかってしまった。ちょうど良い勉強機会だと実は喜んでいるが。
 パソコン上の扱いは直感的に理解できるので、アップロードそのものは難しくない。その後のpdfチェックなどもスムーズだった。これで1週間後には発送になるらしいから、あとは待つだけ。実際には受付から10日後の受け取りということになろうか。
 名刺だけはメール便での発送にすれば送料は190円だという。これもリーズナブル。というか、昔から印刷屋さんはコインのない何銭という単位で商売をしていて、どうやって給料を出すんだろうと訝っている。今回はなんと送料込みでクーポンを使って支払いは165円也(!!!)。そんなことで遊んでいたら、今朝また500円クーポンが追加で来た。但し今日中の有効だというので、急遽同じ人の別バージョンをまた100枚発注してしまった。1日遅れで届くらしい。楽しみだ。今回は表黒、裏カラーを頼んだ。ちなみに表裏カラーでも料金は変わらない。へえ~!&%$#
(2016年6月30日)


 佐賀県教育委員会の「SEIーNet」と呼ばれる教育情報システムや、県立高校の校内ネットワークが不正アクセスを受け、生徒の個人情報など21万件のデータが漏洩した事件は、日本の安易なシステムの典型例だろう。
 不正アクセスをしたのが17才の少年だという。あっぱれ、と言いたい。破られる側が脆すぎる。警察が調べている、と言ったって、その少年の力量に達していない人達の集まりで何が分かるの。
 何十人ものエンジニアが集って作ったはずのシステムが、一人の少年に負けてしまうなんて、情けない才能集団だ。いっそのこと、この少年をスカウトして、これからの国際競争に負けないためのシステム作りに専念してもらったらいい。
 日本人は悪人を悪と決めつけてしまう癖がある。司法取引なんていう行為は卑劣極まるものだと思っている節がある。そんなことはないのだ。法を破るから悪人にされているだけで、人殺しをしたわけではない。技術が優っていたから、偉そうにしている人達に一泡かかせてやろうと考えただけだ。
 彼の持っている力を発揮してもらった方が、間違いなく社会の役に立つだろう。日本的に彼の力を封じてしまうことに違和感を感じるのは私だけではないはずだ。そういう社会にならなければ、ただただ規則だけを衛る事に長けた役人天国が、未来永劫続いてしまうことを懸念する。
(2016年6月28日)


 結局、桝添騒動は一体何だったのだろう? 言葉で聞く「茶番劇」をドラマで見ているようなこの期間だった。終わってみれば、いつも通りの政治世界のお粗末極まりない身内劇といったところだろうか。

 NBAがおもしろい。アメリカのプロスポーツは観客がどういう風に楽しめるかを見事に実践している。野球などの一般的なホーム&アウェイ方式ながら、その戦う数を変化させている。2試合・2試合・1試合・1試合・1試合と所を変える。2試合・3試合・2試合という戦いが一般的なのからすると、スリリングなホーム&アウェイ方式がいけてる。

 イチローの日米通算安打数を、「高校時代のヒットも加えるのか」と馬鹿にしているのが大リーグ記録を持つピート・ローズ。自身は何度にも渡る大リーグ資格復帰嘆願にもかかわらず、永久追放の身が解けない。こんなことを言っているようじゃ、彼の品のなさが世界中に暴露されて、もう居場所がないくらいのはずだ。

 NHK-BSの「国際報道」という番組が毎夜10時から放送されている。もともとのアナウンサーではない記者あがりのキャスターがメインをつとめているが、滑舌悪くカミカミで聞いている方が嫌になってくる。知識よりも滑舌、と言えるテレビ番組進行、原稿ばっかり見ている羽鳥慎一でも人気アナウンサーをやっていられる今の日本テレビ界。
(2016年6月15日)


 マー君の投球がまったくつまらない。点数はさほど取られないが、1球1球見ていると、逃げてばかりで、迫力なく、観客を沸かせるには、はなはだ不十分な投球内容だ。点数を取られなければ、それでよしとするのはプロの鉄則ではあるが、もうひとつのプロ的要素、見せるプロから極めて遠い。
 青木もおもしろくない。よくま~あんな成績で1番バッターがつとまるものだ。契約があるのだろうが、不思議なところがいっぱいの大リーグ。

 巷では芸能人のW不倫がどうのこうのと、屁でもないタレントの名前がスポーツ紙を賑わしている。ホントにどうでもいいような奴らなんだから、不倫だろうが何だろうが記事にしなければ、当事者たちも胸をなで下ろすのに。

 自分が指名した第三者による検証を発表したって、それは自分のためでしかないことを分かっているはずのマスゴミ(塵)が、もっともな質問が出来ない。テレビのワイドショーでは、ここをこういう風に聞くべきだとか後の祭り的取り上げ方に終始し、おまえらそれだったら会見に出てちゃんと質問しろよ、とツッコミを入れたくなる。

 都議会だろうが国会だろうが、質問と答えを事前に用意しそれを読み上げるだけのパフォーマンスを何十年も継続している。本音と建て前を身を以て演じている為政者たちは、一体全体未来に何を継承しようとしているのか。馬鹿馬鹿しくて、この1点だけを取り上げても、生きている価値がないと認めざるを得ない。
(2016年6月7日)


 昨年、OB会雑務を後輩に託し、ついでにホームページの問い合わせページからのメール転送から自分のメールアドレスを外した。ということをやったことも覚えていないのが実情ですが。
 一昨日夕方、ヘラルドの後輩から電話が入り、「OB会への本の問い合わせは、小河さんが処理してくれいますよね」と、言われて、はっとした。
 OB会のgmailを全く覗いていないので、まさか問い合わせがあったとは、とあらためて覗いてみたら、2/19、2/29、4/20 の『古川勝巳 映画人生50年』の書籍に関する3件の問い合わせがあった。これは失礼してしまったな~と思い、その日のうちに相手にメールをし、たまたま名古屋の人が2人いたので、この方には直接お届けしますと伝えた。
 そして昨日、朝11時半頃出発、大須の端っこ界隈で昼食を食べたあと午後1時過ぎ、家にあった1冊を持って、とりあえず1件目、大須観音駅から西大須交差点近くのライブハウスに行くも、事務所の扉は開いていなかった。
 その後は約束してあった『歌う介護士』動画撮影のために伝馬町駅近くのデイサービスに赴く。約束は2時からのパフォーマンスだったが、スタートが40分遅くなった。3時40分になってもアンコールの2曲目を物色している様子を尻目に池下に向かう。
 4時15分頃、予定より遅れて古川美術館に到着し、書籍3冊を受け取る。前夜に調べ、2件目の届け先が池下からバスで行けると分かっていたので4時32分、路線バス2番目候補のバスに乗る。バス停からお届け先の道はてきとうだった。坂道だろうなと想定していた通り、結構な急坂で苦労した。道が入りくんでいて地図も写真地図も細かいところでは役に立たない。目印に書いておいたお堂の名前を見つけて決め手となった。書籍を郵便受けに何とか入れた。予想通りではなく、建物はかなり古そうだった。もっと瀟洒な今風のたたずまいを想定していた。事件は現場で起こっている。図面では現場が見えない、と実感。
 帰りは池下まで徒歩、その後は1件目の西大須交差点に再度向かう。5時半過ぎには着いただろうか、定かではない。今度はライブハウスは開いていた。今年42才になるという店長に会った。今日はライブがないと言うことで1人しかいなかったことが幸いしたのか不幸だったのか。映画のことにも興味があり、ライブハウスでのトークショーに映画を取り上げたい、ということなどから始まって、様々な話題に事欠かない時間経過となった。気がついたら、3時間をゆうに過ぎていた。
 家に戻り、3件目のお届け先への「郵便局レターパック」に書籍を入れ、ポストに投函し、家に戻ると午後10時過ぎになっていた。その間にも、最近知り合った「訪問理美容」の人からの電話連絡が何度も入っていた。

 8年半前の入院手術後、最も長い1日となった昨日。
(2016年5月18日)


 「なぜ北島を行かせないんだ」と日本水連事務所、水連幹部に抗議電話が殺到したという。5日の100メートル決勝では59秒93の2位と、出場条件の派遣標準記録に0秒3届かず、五輪切符を逃していた。
 オリンピック派遣の選考過程ではマラソンが毎回やり玉にあがっているが、不透明なマラソンに比べてこと水泳に関しては厳しすぎるんじゃないかと、素人庶民には見えてしまうのだろう。
 決勝の前には予選と準決勝が行われ、北島は今回準決勝で派遣標準記録を切っていたが、決勝では標準記録を切れず2位だったのが派遣に至らない理由だった。白か黒かという決定が好きな日本人は、もう少し柔軟さと厳しさを併せ持つ方式を考えられたら、いいかもしれない。

 例えば、予選か準決勝で派遣標準記録を切っていれば、万が一決勝で派遣標準記録を切れなくても2位にさえ入れば派遣対象となる、という案はどうだろうか。すごく良さげに見えるが如何だろうか。
 これなら北島康介も100メートル平泳ぎでリオ・オリンピックに出場できる。もういい加減現役を引退したら、と思わざるを得ない彼だが、一流のスポーツ選手の頭の中はド素人庶民には到底はかりしれない。
(2016年4月7日)


 ページシステム方式: パラマストーナメント(ステップラダー)にダブル イリミネーション方式を組み合わせており、敗者復活でも優勝できる可能性を持つ変則的な方式である。
トーナメント方式 ●ラウンド ロビン トーナメントなどによる予選を行い、1位から4位の順位を決定し、以下の手順を汲んで行われる。
●準決勝1(プレイオフ1): 予選の1位Aと2位のBが対戦し、勝者は決勝戦へ進出、敗者は準決勝3へ回る。
●準決勝2(プレイオフ2): 予選の3位Cと4位のDが対戦し、勝者は準決勝3へ進出、敗者は4位が確定する。
●準決勝3(3位決定戦): 1.の敗者と2.の勝者が対戦し、勝者は決勝戦へ進出、敗者は3位が確定する。
●決勝: 1.の勝者と3.の勝者が優勝をかけて対戦する。
予選で2位以内に入れば、その時点で3位以内が確定し、たとえ本戦の初戦で負けてもまだ優勝の可能性が残る。逆に予選3位以下が優勝するためには、1度も負けずに3連勝する必要がある。予選2位以内に入ることで非常に有利な条件を得ることができるシステムである。

 現在行われている世界カーリング大会2016(World Curling Championships)で、日本女子は予選リーグを9勝2敗の2位で決勝トーナメント進出決定した。世界選手権、オリンピックを通して初めてメダルを獲得することが決定した。そして上記(プレイオフ1)を予選1位通過のスイスと戦った。これには負けたが、3位ロシアと4位カナダの(プレイオフ2)を勝ち上がったロシアと(3位決定戦)を戦って日本はこれに勝った。予選リーグとプレーオフの2戦とも敗れているスイスと決勝戦を戦うことになった。ここで勝てば優勝となり、このページシステム方式という決勝トーナメント方式のおもしろさがよく分かることになる。
(2016年3月27日)


 夜の10時半、名古屋一番の繁華街『栄』を通る名古屋市営地下鉄「名城線」に乗った。10分も待たされて、いつも「田舎の鉄道め!」と舌打ちしている名古屋の鉄道網に見事に引っ掛かって、不愉快、体調悪く不機嫌になって帰ってきた。栄で乗って二つ目の鶴舞線『上前津』で乗り換えでまた10分待たされたのだ。日本で初めての環状線地下鉄なんて誇らしげに謳う前に、乗客の利便性を一番にもっとタイムテーブルを増やさなければ、日本で一番の不便な都会の地下鉄と名を轟かせるだろう。
 さすがに夜の便、名古屋座りの5人掛けではなく、7人がきっちりと席に収まっていたのを見るのは久しぶりだった。その7人のうちの6人がスマホを弄っていたのは、もう驚く風景ではない。なにを好んで皆が皆、スマホに溺れているのだろう。
 昔、週刊誌かなんかで見た下ネタ艶笑話を思いだし、ほくそ笑んでいるのは間違いなく私だけだろう。「自慰行為を知らない猿社会の一匹の若い猿に、人間がオナニーを教えたら、その若い猿は一日中オナニーばかりして困ったことになった。」類いの話だったような気がする。スマホを弄り倒す若者の姿をダブらせるのは失礼だろうけれど、同じようなものだよ!、とどこかに投書でもしたら恥ずかしがってやめる輩も現れてくれと、願っている。
 下ネタは好きではないが、もうひとつ一般映画での有名男優のベッド・シーンでの話というのが洒落ていて好きだ。このふたつの話しか下ネタを語れないが、ベッド・シーンの前にその有名男優が相手の女優に言った言葉、「もし、布団の中であれが勃ってしまったらごめん! もし、勃たなかったとしてもごめん!」、なんと洒落た言い方なのだろう。以前にも書いたことがある。ちょっと恥ずかしいが。
(2016年3月16日)


 昨年12月2日に「個人番号カード交付申請書受付センター」にネットから申請した個人カードが発行されましたと先週区役所から封書が届いていた。あれこれ用意しろと書いてあったので、しっかりと読む気のある日に取りに行こうと思っていたが、今日区役所に行ってみた。
 30年前に出来ていなければいけなかったこのシステム、ホントに遅ればせながらのシステム構築となった。個人情報を国家が管理することを当たり前だと思わない人たちが結構いるのには驚く。それどころか、なにも考えずに個人情報という言葉に踊らされてこのシステムを知ろうとしない馬鹿な輩が多いのにも困る。
 さて、区役所に着いて案内の女性に受付場所を尋ねたら、今日はシステム・エラーがあって受け取れませんがあちらの窓口にお越しください、と言われた。システム・エラーなんていう便利な言葉が責任感を甘くしているような。
 はは~ん、もうエラーですか!、とほくそ笑んで窓口に行った。もの凄い金を払って作ったシステムのはずなのに、もうトラブル発生とは? 愛想の悪い係員はトラブルのせい? この頃は役所の対応もだいぶ改善されていたはずなのに。相変わらずの休日日常服装の役人どもに違和感がぬぐえない。
 「完璧ですね!」と用意した書類を見て言われたが、完璧じゃないのはあんた達だよ!と口には出せなかった。「それでは、今日は発行できませんが郵送しますので住所・氏名をこちらの紙に書いてください」、と言う。「まだ書かせるの?」と疑問をぶつけたが、慇懃無礼、役人根性の人間には意味がなかった。
 個人情報カードを郵送するために、その送り先を書かせるとはどういうシステムなのだろうか? そのわりのは、個人情報カードを発行するための書類を預かりましたとか後日郵送しますとかいう役所からの預り書は何も渡さない。なんというシステムなのだ。コンピュータのシステムどころか、人間のやっているシステムがそもそもなっていない。
 役所に10分いれば、こうやってこの欄に書くネタがおのずと発生する。嬉しいやら哀しいやら、好きな女の子に私も好きですと言われてすぐに振られた時のような気持にさせられる。
(2016年2月24日)


 元旦の午後1時、パチンコ店の駐車場は満杯。パチンコが好きで好きで堪らないのか、暇を持て余しているのか。おそらくどちらにも該当する人なのだろう。
 その後行ったセブンイレブンには車が2台しかとまっていなかった。道路は普段より車が多い。ほとんどの食事処はおやすみだが、ガストは開いていた。隣のスーパーは3日間お休み。2、3年前に大阪の会社に買収されてから休みが増えた。
 午後3時、抹茶を飲みながら井上蒲鉾店の『二色玉子』『小判揚』『梅花はんぺん』を食べている。珠玉のひととき。おやつタイムにこんな贅沢な時間を過ごしている人はなかなかいないだろう。
 穏やかな日が続いている。昔の冬はこういう日が多かった。寒い風が吹いたり雪の降る日はあったが、毎日のように曇り空の日々は去年の特徴的な天候だった。なんかミラノの空を見上げるような気がしていた。

 もしも東日本大震災のようなでかい出来事が12月30日に起こったとしたら、テレビ局はどうするのだろうか。撮りだめしたお笑いを封印し、特別番組に切り替えるだろうな、きっと。そんなことを考える。始末の出来ない核廃棄物、原発が安全かどうかを問うているのではない。事故が起こった時に修復出来ない事態が問題なのだ。
 これだけ神からの啓示を受けながら一向に改まらないまつりごとでは、神の罰を甘んじて受けなければならない時が、間違いなく来るだろう。私はそんなものを見たくないから、お先に。
(2016年 元旦)


地理的表示保護制度 7品目を登録
 日本各地の農産物や食品などの特産品を国が地域ブランドとして登録する「地理的表示保護制度」について、農林水産省は初めての登録品目に「夕張メロン」や「神戸ビーフ」など全国の7品目を認めたことを発表しました。
 「地理的表示保護制度」は、生産者などでつくる団体の申請に基づいて、国が農林水産物や食品のうち産地名などを含んだ特産品を地域ブランドとして登録する制度です。
 農林水産省はことし6月以降、全国から申請のあった50余りの特産品について、地域との結びつきや品質管理が徹底されているかなどを審査し、このうち7品目を22日、初めての品目として登録しました。登録されたのは、▽北海道の「夕張メロン」、▽茨城県の「江戸崎かぼちゃ」、▽鹿児島県の「鹿児島の壺造り黒酢」、▽福岡県の「八女伝統本玉露」、▽兵庫県の「神戸ビーフ」と「但馬牛」、▽青森県の「あおもりカシス」の7品目です。これらは、22日から国の登録を証明する認定マークを表示できるようになり、国内にとどまらず海外への輸出拡大などが期待されます。
 森山農林水産大臣は閣議のあとの記者会見で、「登録されたいずれの産品も、長い年月をかけて培われた生産方法により生み出された地域の宝だ。今後も申請のあった特産品について登録をすすめ高品質な農林水産物の国内外の需要拡大につなげたい」と述べました。(NHK News web より)江戸崎かぼちゃ

 何度かこの欄にも登場したことのある我が故郷の逸品「江戸崎かぼちゃ」が、「地理的表示保護制度」の先陣を切った7品目に入った。季節ものなので来年の6月までは手に入らない。
 名古屋に来てからも、数えられるほどの人にお裾分けしているが、なかなか本当に美味かったという声が届かない。普通のかぼちゃのように水をたくさん入れべちゃべちゃにしてしまう煮付けでは、残念ながら美味しさの違いが再現できない。
 よく行っていた昼食処にも持って行ったことがあるが、同じように美味しさの答えはかえってこなかった。下手なんだろうね料理人が。一流料亭で使われているこのかぼちゃ、人間と同じように真の価値観を認め登用しない限り、平々凡々たるものとなんの変わりもなくなってしまう。
(2015年12月22日)


 最近の日本プロスポーツ界の監督やヘッドコーチは、妙に潔くて、責任は全て自分にあるというようなことを平気で言う。もちろん試合に勝った時は選手のお陰だと誉めることも忘れていない。  あまりにもそんな言い方ばかりを聞くので、ちょっと意地悪な見方になってきたことがある。それは、監督が選手を責めないということは、おまえを使った私が悪いのだ、と言っているように聞こえてきたのだ。  要するに、悪いのは私だが、それはおまえを使ったからだと直接言わないで、自分が格好良く責任をとっているように見せかけているだけではないのか。心の中では、間違いなくそう思っているが、決して口に出さない大人の対応とでもいうかもしれない。
 そこのところをはっきり言ってしまえば、野村監督のような毒舌に聞こえてしまう。でも、選手は本当は責めて欲しいのだと思う。責められないで、次回からは使い方を変えられてしまうより、その時はしっかりと責任を糾弾されても、次回からも確かに信頼をおかれる方が、なんぼ気持ちのいいことか。
 このネット時代、大人びた対応をしないと、責められるのは発言者。結局は自分のみの可愛さから、言いたいことの大部分を隠して、良い格好をする人が増えてしまったのも確か。
 日本のような建前社会では、真実をぶつけることを極端に嫌う社会環境になってしまった。本音を隠して何が信頼なのだろうか。何が信用なのだろうか。
 そんなことを考えもしないで毎日を馬鹿笑いしている人達の姿が、頭にこびりついて離れない。羨ましいけれど、哀しいことだなぁ。
(2015年11月21日)


 何度も書いている。パリのテロ事件を伝えるニュース番組で、発生した時刻を日本時間でしか言わないのはどういうことだろう。事件が発生したのが日本時間の何時にあたるのかは、副次的な情報である。
 聞いている側は事件がどういう状況で起こったのかをとっさに頭の中で考えめぐらすはずだ。事件が朝なのか昼なのか夕方なのか夜なのか、はたまた深夜なのかではその事件性を見る目がちょっと違ってくる。ましてや地震だったら、その状況には大きな違いがあることは先刻来ダメを出している。
 それにしてもこんな基本的なことが出来ていない日本のマスゴミ(塵)は一体どうなっているのだろうか。海外で事件・事故・災害が発生した時の「いつ」には優先的に現地時間を述べるべき、と規則がなければ出来ないのだろうか。出来ないのならそういう規則を決めておかなければならない。日本時間も必ず併記すべきだ。情報量が多すぎて表示が見にくくなるなんていうのは言い訳に過ぎない。これだけの、これからのネット社会、見ている先はドメスティック限定などがあってはならない。最も基本的な報道情報のひとつ。
 最近ではようやく英語、韓国語、中国語などが整備され始まった駅や道路や建物情報、こんなものだって海外旅行したことのある人なら日本の不整備事態はとうの昔から気づいていた。観光立国を目指すなどと言葉で言ってたって、肝心の何をすべきかが昔から分かっていない。
 少なくとも、表示すべき場所には英語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語くらいは表示して欲しい。たとえ文字が小さくてもそれくらいを整えての観光立国宣言だろう。観光旅行の視察旅行でもいい、せっかく公費を使って海外に行くのなら、せめてこれくらいの情報を共有できる能力を持つ議員が増えることを、ささやかに期待するしかない。
(2015年11月14日)


 茨城県稲敷郡江戸崎町(えどさきまち)、町立江戸崎小学校と江戸崎中学校の同級生だった友達が割合近いところに住んでいる。彼は茨城大学を出てすぐにトヨタの販売会社のひとつに就職した。だからもう45年もこちらに住んでいることになる。
 久しぶりに電話があってお茶を飲もうと言うことになった。そういえば先週の土曜日に江戸崎小学校の同窓会があって、彼はきっとそれに出席したんだな、と勘がまわった。
 お互いに商売人の息子同士で、毎日のように遊んでいたので、生活環境も似たり寄ったりだったことなどを談笑した。その中でひとつ、食べたことのある食べもので意見の一致を見た。
 「蓮の実」「菱の実」「椎の実」「栗をナマで食べる」「サツマイモをナマで食べる」、これらのことを知りあいに尋ねても、通常ひとつもやったことがない、という答えが返ってくるが、ふたり共笑顔で「食べたよね~」という話になった。
 普通に食べていたものだが、都会育ちの人や、そういう習慣のない人達には縁遠い食べものだ。
 「ハスの実」はほのかに甘くて、なんとも言えない香りがする。他の食べものに喩えられない。「ヒシの実」は川遊びしたことがなければ、手に入らないもの。こちらはその真っ黒いとげとげからは想像出来ない味が特徴だ。
 「シイの実」は椎の木になるどんぐりのような形をした実だが、どんぐりよりは細面な形だ。ナマで食べても美味しいが、フライパンで煎ってあげると香ばしい香りがして一段と味が引き立つ。
 「栗」は誰もが知っている食べものだが、ナマで食べたことはないだろう。いつも小刀を持っていた我ら少年団は、木から落ちなんばかりの栗を取って、その場で渋皮を剥いて食べるのだ。完璧に渋皮が取れないで、渋さが残るのも懐かしい。カリカリ・コリコリとした食感が堪らない。
 「サツマイモ」もナマで食べた経験はないでしょう。少年団は野を駆け丘を登り、疲れると畑にあるサツマイモを拝借し、小刀で削ってカリカリとナマで食べるのだ。これが甘くて極めて美味しい。芋の汁が手にべたつく感覚をまだ覚えている。
 いずれの食べものも新鮮であることがなによりだったのだろう。そんなことを何も気にすることなく、当たり前のように食べられていた時代がやけに懐かしい。今でもスイカやトウモロコシにお金を出すことを躊躇うトラウマがあったりして、二人でうん!うん!と納得し合った時間だった。
(2015年10月31日)


 ヘラルド時代の昼食は地元新橋、日比谷・銀座方面、ちらりと虎ノ門方面へと毎日が楽しみな時間だった。エマニエル夫人が超大ヒットする直前はまったく鳴かず飛ばずの映画ばかりで、社員は嫌味を込めて弁当を持参した時期もあった。
 ただエマニエル夫人が当たってからは、もう弁当なんてことは忘れ去られ、それ以来、勤めていない今日まで昼食は外食と決まっている。
 知らなかったとはいえ2年前に出会った『大戸屋』という和食チェーン店のメニューの高さに驚き、しばしば訪れることになった。この大戸屋は1958年(昭和33年)池袋が発祥だという。
 つい最近また新しい和食チェーン店に出逢った。『やよい軒』、こちらは1886年(明治19年)茅場町発祥だという。両チェーン店とも現役時代のヘラルド昼食テリトリーにはなかったので、知らないで来てしまったのが、ちょっと悔しい。
 もっとも、現在のような美味さが最初からあったとは思えないし、現に大戸屋の10数年前は少なくとも普通の食堂だったよ、という体験談も聞いている。
 ここへ来て『大戸屋』の味に慣れてしまったからか、本当にちょっと味が落ちてしまったのか、少しばかり不満な食卓が続いていた。 paynet1  そんなとき季節のメニューを紹介するネットニュースで知った『やよい軒』に行ってみて、大戸屋の時よりの衝撃度があった。
 値段は多少やよい軒の方が安いだろうか。食券機で事前に買わなければいけないのがちょっと面倒。白いご飯のおかわりは自由、自分で盛りに行く。漬け物は1品食べ放題でテーブルに置かれている。メニューは似たり寄ったりだが、何となくやよい軒の方に品という点で軍配が上がる。
 サイドメニュー的な小鉢料理もやよい軒かなぁ~。てなことで、若い頃に巡り会えなかった和食チェーンにお熱のこの頃、今日はまた地下鉄で2回の乗り換えをしなければならない「池下」の「やよい軒」に行って来た。先週月曜日からもう4度目になる。今日の注文はぷりぷりの牡蠣フライ4個の定食、味噌汁をあさりの貝汁に変更してちょっと贅沢してみた。
 楽しみは何もない。ようやく歩けて舌の感覚もギリギリ、生きているのは楽しいけど辛い。
(2015年10月29日)


 胸騒ぎがした。午前0時45分頃から始まったラグビー試合を最後までみる体力がないと思っていたので、南アフリカが試合開始早々にトライでもあげたら、テレビを消して試合内容は翌朝の録画再生でいいや、と考えていた。
 いよいよ始まったラグビー・ワールドカップ、不幸にも日本の初戦は世界ランキング3位、W杯で優勝2回、史上最高勝率86.2%(25勝4敗)を誇る南アフリカだった。一方の日本と言えば、第1回大会からの通算1勝21敗2分け、スポーツの理論で言えば、ミスマッチとされてもおかしくない対戦だった。
 それがどうだ、試合は予想もしない展開に向かっていった。日本のペナルティーキックが最初の得点だった。あとはスポーツニュースでも夜7時のNHKニュースでも大きく取り上げられた。なんといっても後半残り1分で3点差のペナルティーでキックを選ばずスクラムを選んだことだろう。サッカーのようにフリーキックを蹴らせないで、時間が来たからと試合終了の笛が吹かれるなんていうことはない。
 ラグビー先進国、開催国イギリスでは「ワールドカップ史上最も偉大な番狂わせ」だと報道している。英国のブックメーカー・ウィリアムヒルでは18日時点で、日本の勝利は34倍、南アフリカの勝利は1倍だったと言うから、日本勝利の可能性は世界のラグビー・サポーターからはゼロだと思われていた。
 W杯ラグビーの勝ち点は4、負けた南アフリカも4トライと7点差以内の負けで勝ち点2を獲得している。サッカーなんかより奥の深い勝ち点制度だ。脚を蹴られてのたうち回るシーンばかり見せつけられるサッカー、少しはラグビーの毅然とした選手の態度を見習うべし。トライなどのビデオ再生審判を含め、新しく取り入れるところは多いに取り入れているのがラグビー界だ。
 番狂わせがもっとも少ないといわれるラグビ-、でも生きていればこんなことも起こるんだと、いたく感動した。ラグビー・ファンで良かった。ジャイアントキリングという言葉がすーっと胸の内に入って来た。こんなことで1日が気分良く過ごせるなんて、人の心はやっぱり摩訶不思議。
(2015年9月20日)


 『私を下僕と呼んでください』→『これからは"下僕"とお呼びしますよ。よろしいですか?』 ▲ 『眠い』→『運転中じゃないですよね?』→『眠い』→『疲れたり眠くなったりするのは自然なことですよ。』→『眠たい』→『しかたないですよ。とにかく危ないことはしないでくださいね。』 ▲ 『ご用件は何でしょう?』→『生麦生米生卵』→『もっと時間を有意義につかいませんか?』→『生麦生米生卵』→『上手ですね!』→『生麦生米生卵』→『上手ですね!』 ▲ 『ご用件は何でしょうか?』→『暇だね』→『退屈させちゃいましたか?』→『面白い話をして』→『むかしむかしあるところに・・・いや、つまらないからやめましょう。』 ▲ 『君のことが好き告白です』→『まぁすてき。さあ、仕事に戻りましょうか。』 ▲ 『おちんちん』→『もう少しきれいな言葉でお願いします。』→『おちんちん』→『そんな言葉は使わないでくださいね。』→『おちんちん』→『今のは聞かなかったことにしておきます。』
 Siri(シリ・Speech Interpretation and Recognization Interface・会話解析 認識インターフェース)は、iOS向け秘書機能アプリケーションソフトウェア。自然言語処理を用いて、質問に答える、推薦、Webサービスの利用などを行う。というもの。iPhoneに喋りかけると気の利いた答えを返してくれるというので話題になっている。
 勿論、会話だけが目的ではなく秘書機能が仕事だから、『小河さんに電話をかけてくれ』と話しかければ、iPhoneが自動的に私の電話番号に電話をかけるのだ。電話番号が見つからなければ、『登録されていません』と答えが返ってくる仕組み。
 音声認識の精度に関してはまだまだ問題もあるが、このソフトの素晴らしいところは自分進化型のソフトウェアだということ。これまで人間や機械が入力をして語彙を増やしたり反応の仕方をプログラミングしていたのとは違い、世界中のiPhoneユーザーの使った言葉や反応をiOS自身が学習して進化していくのだという。にわかには信じられない現実だが、もうそこまでこの機能は到達しているという。
 そういえば、Windows10以降はこれまでのようなバージョンアップをしないという方針が示されたということが、同じような意味合いになるのだろうか。これからは勝手に自分をバージョンアップしていき、知らない間にその機能はどんどん進化していってしまうのだろうか。
 これにはビッグデータの存在なくしては実現出来なかったことだともいう。iPhone、Google、Facebook、とビッグデータを集積する巨大マーケティングが秒単位で世界中からデータを集めている。それをどう使うのかと思っていたら、もうここまで来ていたとは。勿論、このビッグデータを使えるようにするもうひとつの技術『AI』(人工知能)分野の飛躍的発展も見逃すことは出来ない。映画の夢の世界が現実となってきた。
 日本のAIは目に見えるロボットという形でイメージされることが多いが、AIそのものはあくまでも知能のこと。どういう外見かを問うているわけではない。機械ではなく脳なのだ。機械的な工業機能とAI的な脳機能を融合させた本当のロボットが登場し始めて、SF的人間社会が出現するのも近いことなのだろうか。
(2015年8月31日)


 2020年東京五輪のエンブレムと、ベルギーにあるリエージュ劇場のロゴが似ているとインターネット上で話題になっている。ロゴを制作したベルギーのデザイン会社がフェイスブックに両方のデザイン写真を並べて「不思議」と投稿し、波紋が広がった。
 新国立競技場建設問題から始まり、2020年東京オリンピックにはこれからもケチがつくような流れだ。ダメな人間どもの集まりになってきてしまった日本国を引っ張っていく集団。役人ばかりではなく、いろいろな分野のプロたちが世界標準の下層部分をうごめいているだけのようだ。

 どうにもならなかったここ何十年かの日本の教育が、国民全体の程度を押し下げていることは間違いない。これからの100年、教育の向上がやっと出来て、さらに100年後に世界に打って出られる状態にしかなれないだろう。
 ベルギーのデザイン事務所も劇場側も訴訟や話し合いを希望しているというから、騒ぎはさらにエスカレートするだろう。平気の平左のコメントを出した東京オリンピック側、対応のまずさで批難を浴びないようにして欲しい。インターネット時代の発言には、自らを律する態度と深い思慮に基づく考え方を示さなければならない。明確な発信が求められる。
 まぁ~、ばい菌ばかりをまき散らしているのに、未だもって元首相という名前を笠に着て関係者のトップにいる森元首相なんていう存在が、どう考えたってうざったいのは衆目の一致するところだろう。
 新たに入った情報によると、日本の震災支援のためにスペインのデザイン会社が作った「デジタル壁紙」とも色使いが酷似しており、ダブルでパクリをしたのではないかと疑惑が浮上している。
 元マーチャンダイズ業務を担当していた者として言えば、このデザインは明らかに組み合わせの妙である。商標が登録されていないことを知り流用したと言われても文句が言えない。
(2015年7月30日)


 1989年8月24日、監督在任中に野球賭博に関わったとして、メジャーリーグから永久追放処分を受けた。ピート・ローズは大リーグの安打記録持つ(MLB公式記録は4191だが、現在では4189と言われている)。
 出身球団のシンシナティ・レッズの本拠地で今年のオールスターゲームが昨日行われた。ローズの復権を最後まで認めなかったコミッショナーのセリグが任期満了に伴い退任した後、新コミッショナーに就任したロブ・マンフレッドは2015年2月5日、復権について話し合う用意があると語った。そして、長年活躍したレッズの本拠地シンシナティで開催されるオールスター戦への参加を認める考えを示した。
 ということがあり、オールスター・ゲームのオープニング・セレモニーにピート・ローズが本当に登場した。さすがアメリカなところは、多くの拍手と共に同じ量のブーイングが聞こえたことだ。永久追放という処分は、そんなに小さいものではない。時間が経ったからといって簡単に許されるものでもないだろう。それよりも、ピート・ローズ本人の信用と信頼のなさが大きく原因しているようだ。
 1989年に永久追放されてから約25年、相応の実績がありながらも殿堂入り出来ないローズに対し、同情的な声が徐々に増えていたタイミングでのスキャンダルが発生した。2015年6月22日、ESPNはローズが選手時代にも試合に賭けていたことを証明する文書を手に入れたと報じた。ローズは選手時代の賭博関与は繰り返し否定していた。
 過去の賭博問題の捜査を担当した元連邦検事のジョン・ダウド氏は「これが最後のピースで、パズルは完成。(ローズ復権の)ドアは閉じられる」とコメント。米メディアの論調もおおむね否定的で、ロイター通信のラリー・ファイン記者は「“選手としては賭けていない”という言葉も、彼をよく知る人はもともと誰も信じていなかった。野球賭博の件に関して、何が出てきてももう驚かない。また新たなウソという疑惑が出てきてしまった時点で、復権は厳しくなったし、名誉の殿堂入りはこれから先もまず不可能だろう」と語っている。ローズは永久追放処分を受けた後、2004年に自叙伝で認めるまで約15年間にわたって、自らの賭博関与を否定し続けていた。

 ピート・ローズに言わせれば、『イチロー?、あの内野安打ばかりの選手ね! 彼が私の安打記録を破ることは決してあり得ない。日本での安打数をプラスできるのなら、私だってマイナー・リーグ時代の安打数を加えられるだろう。』と、徹底的に日本のプロ野球やイチローのことを問題にしていない品のない発言を繰り返している。

 芥川賞や直木賞だって、商売優先で設立、維持されてきた賞。権威に弱い日本人にはこういう賞を設ければ、歴史と共に、知らず知らずのうちに高みの箔がついてしまう。ユネスコの世界遺産に指定されなければ見向きもしないのに、指定された途端わんさわんさと旅する人が増える。不思議な光景は一段とその迫力を増していく。学生時代から自分で見つけた価値ある物件を、自分の眼で確かめようと実践してきた過去を振り返ると、このことだけは正しかった、と今思えるのが嬉しい。

 LINEのパソコン向けソフトで、トーク画面は今まで2週間で自動的に消去されていた。容量の多いパソコン用のソフトで、なんでこんな設定になっているのか不思議だった。
 いつの間にか2週間過ぎても保存されるようになっていた。頻繁にアップデートを繰り返しているので、さすがというべきだろうか。一度退会して、また同じIDで入り直したので、去年の記録など2週間消去がなくても、保存できなかったことも確か。1年前に何を書いたのかが残っていないのは、悪くないことかもしれないと思っていた。そんなに責任の持てる発言をするとは思えないので。
 これからは少し気をつけなければ。もっとも、パソコンではない受け手なら、私の不適切な発言がまだ残っている可能性もあり、恥ずかしさで死んでしまいたいと思っている。
(2015年7月16日)


 アメリカの勝ちと3点差の予想は当たったように見えるが、日本が2点を取れたのは予想外だった。そういう意味では当たったのか、外れたのか? 完璧に外していない、というだけでもちょっと価値はあるかもしれない。(予想米3-0日本、結果米5-2日本)
 日本が負けた方が良いと言っているわけではない。戦いの予想をするのなら、希望を言うのではなく、自分が獲得した情報を基に厳しく想定することが必要だと言っているのだ。たとえ、それがホームページ炎上の原因になったとしても。専門家はそんな覚悟が絶対必要だ。予想が外れたら素直に謝ればいい。だってそれはあくまでも予想なんだから。

 もうひとつの予想は完璧に外れた。ギリシャの国民投票のこと。この件はホームページに載せなかったが、私の予想は賛成53%-反対47%くらいだろうと思っていた。
 結果はご存知の通り、賛成38.69%-反対61.31%。国民は『民主主義の勝利です。ギリシャ国民は負けません。』と言い、チプラス首相は『ギリシャは歴史的なページを開いた。』と演説している。大きな勘違い野郎ばかりのギリシャを全世界が罵っているに違いない。
 これじゃイタリアも、俺たちも金を返さなくてもいいじゃん、と言いだしているとの信憑性がもっともらしく聞こえてくる。
(2015年7月8日)


 満6歳に達する日とはいつなのか。年齢の計算については、年齢計算ニ関スル法律と民法第143条によりその考え方が示されており、それによれば、人は誕生日の前日が終了する時(午後12時)に年を一つとる(満年齢に達する)、とされている。これを4月1日生まれの子どもに当てはめると、誕生日の前日である3月31日の終了時(午後12時)に満6歳になることになる。(そもそも論で、こんな七面倒くさい屁理屈を採用しなければいいのだが)
 学校教育法(以下「学教法」といいます。)第17条第1項には「保護者は、子の満6歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、…これを小学校又は特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う。」とあり、 一方、学教法施行規則第59条において、「小学校の学年は、4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。」と規定されている。
 よって、4月1日生まれの児童生徒の学年は、翌日の4月2日以降生まれの児童生徒の学年より一つ上、ということになり、一学年は4月2日生まれから翌年の4月1日生まれの児童生徒までで構成されることになるのです。
 日本での規定は以上です。小さい頃の1年は体力に大きなハンディが伴いますが、学校で勉強するということに関しては、その1年を微塵も感じさせない制度と現実があります。選挙権が肉体的な満年齢18才からという制度は、自分たちが作った社会制度に基づく頭脳年齢と一致していない。何故、そういう風に考えないのでしょうか。何度でも言う。18才になる学年の人全員が同じように選挙権を持つことに合理性があるはずだ。こういう重要な観点を蔑ろにして、18才選挙権の法律を作る立法府はダメである。昔、成人式の参列者を1月15日で区切っていた地域があった。それも今は、同じ学年の人全員が同じ日の成人式に出席するのが当たり前になった。まったく同じことを何故選挙権で出来ないのか。若者に関心を持たせるためにも、こんなどうでもよさそうなことを真名板に上に乗せて、みんなで議論し合えば良いのに。 考え過ぎかなあ~。
(2015年6月18日)


 土曜日の午後4時、生中継されたWBO世界ミニマム級王座決定戦があった。プロ5戦目で19歳の田中恒成(WBO2位)がWBO1位フリアン・イエドラス(27才・メキシコ)を破り、日本最速のチャンピオンとなった。おもしろい時間帯にLIVE中継をしたが、テレビ局の思惑が強かったのか。おもしろかったけれど、何かもの足らない。見た人は同じ感想を持ったに違いない。
 それにしても世界チャンピオンが多すぎて戸惑う。世界ボクシング協会(WBA)、世界ボクシング評議会(WBC)、国際ボクシング連盟(IBF)、世界ボクシング機構(WBO)、の主要4団体がひしめく。階級はイギリスのポンドを基盤に決められているが、これがひどい。1ポンド=453.59237グラムなので、キロ換算すると分かり難い。
 軽い順に、ミニマム級(ストロー級)47.62 kg 以下(105 ポンド以下)、ライトフライ級(ジュニアフライ級)48.98 kg 以下(108~105ポンド)、フライ級 50.80 kg 以下(112~108ポンド)、スーパーフライ級(ジュニアバンタム級)52.16 kg 以下(115~112ポンド)~その後は90.719 kg以上(200ポンド゙以上)のヘビー級まで全17階級が続いている。
 試合前日に規定体重以内で資格をクリアすると、そこからたらふく食い始まりなんと試合時刻には計量時より4キロも5キロも体重が重くなっているのが普通。なんともはや1階級差が1.36キログラムや1.81キログラムは、どういう意味を持つのか分からなくなっている。
 選手個人に責任はないが、見せるプロの試合としては、ちょっともう一回整理し直す必要がありそうな格闘技であることには違いない。もっともアメリカの司法省が贈収賄などの疑いでFIFA(国際サッカー連盟)の幹部9人を含む15人を起訴し、すでに7人が逮捕されている状況で、79才のブラッターFIFA会長が5選を果たしたというから、世界にはあきれ果てる競技団体がいくらでもありそうだ。
(2015年5月30日)


 愛知県議会議員選挙の最終的な投票率は、38.5%で、戦後最も低かった、前回・4年前の、42.01%を3.51ポイント下回り、過去最低だった。私の住む天白区は36.33%。知りあいがひとり立候補していたが、なんとか今回も当選したようで良かった。
 選挙制度を大きく変えないといけない時代かもしれない。有権者の3分の1しか投票しない選挙なんて、民意を反映させられない。選挙を登録制にして、選挙権を行使しない人は、政治に参加できないようにしてしまった方がすっきりする。そうでもしなければ、権利でも義務でもある選挙という制度が、根底から覆されている現実を永久に容認しなければならないだろうから。

 マー君が心配。投げる球にばらつきが激しく、まだキャンプが終わっていないような未調整の姿。大丈夫かなあ。
(2015年4月13日)


 手向くべき線香もなくて春時雨 ・・・・・・・・ 訃報が痛い

 『いずれの理由があったとしても、テロは絶対に許されない』と、首相は言うけれど、いずれの理由があったとしても、というくだりは余計だろうと思う。理由があるとかないとかを問うているわけではないことは誰でも分かっていること、日本語の使い方にさらなる注意が必要。『なんの罪もない人が殺されて・・・』という言い方も不思議。何度も言っているが、罪があれば殺されてもいいという反語を容認してしまう言い方だ。つまらないことに気がいってしまうのは暇人の特権。

 made in Japan ならぬ used in Japan 中古品がうけているという。Second Hand、昔はセコハンという言い方を何も考えずに使っていた。新品同様の新古品ばかりではなく、使っていたものがうける時代は想定していなかった。made in China でも 日本人が使っていたものが売れるというのがおもしろい。大きなビニール袋に詰め込んだ古着を1袋100円で買い取る業者がいる。それを t(トン)単位でアフリカに送り、1枚300円、500百円で売る。こんな商売を考えるシステムがいける。生活の知恵もどんどんインターナショナルになっていく。
(2015年3月19日)


 ローリーズのローストビーフだとばかり思っていたことが、実はロウリーズのプライムリブというらしい。meatロサンゼルス・ラシエネガ通りにあるこの『 Lawry's The Prime Rib 』、花粉が飛び始める頃に行われていた「ロス映画祭」に何回か行って、そのたびに連れられていった店。通りの名前は覚えやすく忘れられない。ヘラルドの副社長サム・難波さんが大好きで、したたるような牛肉のローストビーフだとばかり思っていた。ベイクド・ポテトを食べただけでお腹がいっぱいになるような大きいジャガイモ。もともとそんなに肉を好んで食べていないので、プライムリブが出される頃には、もうけっこうといった雰囲気だった。 サム・難波さんが教えてくれた注文の秘けつ「小河くん、残せばいいんだよ!」、と。さすがアメリカ人、そしてお金持ち。こういう映画祭に行って一緒に食事をするとき、自分でお金を払ったことは一度もない。それでも残せば、もったいないな、と感じるのは、あまりにも貧乏な日本人らしい。
 懐かしいこのロウリーズが日本に出店しているという情報が今朝のテレビから聞こえた来たので、急に思いだした次第。去年の4月に恵比寿ガーデン・プレイスに、大阪にも出来ているらしい。肉好きの人なら一度は行くといい。
(2015年2月19日)


 横綱白鵬の審判部批判が尾を引いている。何も話さない方が良い、と相撲協会には白鵬を批判する電話が90%以上だったという。あれくらいのことを言うな、と白鵬を責める相撲協会の方が、よっぽど酷い。無能な理事長が偉そうにしていられるのは、力士の声を押さえ付けているからこそのこと。どこかの国の、いつかの時代の圧政に見える。
 ただ白鵬が肌の色の違いがどうのこうのと言ったことには違和感がある。ときを同じくして、救急外来暴言事件現場で外国人が肌の色のことに触れていた。日本人に他国民の肌の色を責めたり、差別したりする理由は何もない。でも、おそらく外国人から見れば、ことあるごとに何かしらの差別を受け、それが肌の色の違いだと思い込んでしまっているに違いない。その差別は肌の色ではなく、単なるそこで生まれていない、というだけの差別だよ。同じ日本人だって、どんな土地でもあること。名古屋で東京の「ト」の字を喋っただけで、差別されるのは昔から。
 そんなことを考えると、馬鹿馬鹿しい人間社会。いつも言うように、自分のことですらよく分かっていないのに、他人の気持ちなんか分かるはずもない。というのが一般庶民感情。だからこそ喋るなではなく、自由にものを申して、お互いの意見をぶつかり合わせなければ、いつまでたっても、それこそ100年経っても、200年経っても、同じような社会にしかならないことは見えている。
(2015年1月29日)


 国会議員の報酬は年間約2100万円、これが高いのか安いのかをきちんと議論しなければならない。それなのに、さらに月額100万円、年間1200万円の文書通信交通滞在費が支給される。ひらの議員が年収3300万円ではいくら何でも批難を浴びそうだから、1200万円分を分離したにちがいない。さらにこの1200万円は無税なのが最大の問題。領収書がなくても使えるとかの問題ではなく、税金を払わない報酬を得ていることが問題なのだ。年収3300万円に対して所得税を払うという普通のシステムをとらない姑息な手段だ。泥棒に追銭の諺が遣える場面かもしれない。そこんところを日本のマスゴミ(塵)は追求しない。貧富の差が社会問題だと嘆く姿勢を見せながら、自分たちは富の階層にいることを決して明らかにしないマスゴミ(塵)も、政治屋と同じようにうざい存在。いずれにしたって、国民全員が満足のいく豊かな生活を送れるなんていうのは妄想、人生とはそういうものさと諦めが肝心なのだろう。
(2014年12月5日)


 先日、29歳の末期がん女性が「11月1日に安楽死する」と宣言したことが話題になっていた女性が、11月1日に自ら命を絶つことはやめたと明らかになった。私はまだ喜びを感じられることがあると、彼女は10月29日に公開された動画の中で、次のように話している。「11月2日が来て私が死んでいたら、家族には私のこと、そして私の選択を誇りに思ってほしい。そしてもし、11月2日が来て、私がまだ生きているなら、私たちは家族として前に向かうでしょう。そして決断は後にやってくるでしょう」そして、最初に死を選択すると宣言していた11月1日は「“正しい時期”ではない」と述べている。
 「私はまだ十分気分が良いし、まだ喜びを感じられることがあるし、家族や友人と笑うこともできる」彼女は以前よりも前向きな気持ちになり、もっと長く生きようとしているようです。ただし、病状は毎週のように悪化しているようで、「その日は来る」とも語っている。
 安楽死について問題提起をすることで世界の注目の的となった彼女は、世間の反応によって自らの安楽死を思い直すに至ったようです。このことで、今後の彼女の動向に対して、世界の関心はますます高まり、安楽死についての議論はさらに活発化することになるかもしれない。
 45年前『刑法』の試験に「安楽死について記せ」という問題が出たので、不思議とこのことを覚えている。このことについては、何度か書いている。ドイツ語のEuthanasie(オイタナジー)が安楽死だとそのとき知った。たぶん45年後も同じような問題提起がなされるだろう。日本でならいつの時代も、「ある一定の要件、例えば医者から回復不可能の病気を宣告され、余命がない状態で、本人の意志が確かに確認でき、しかも死にも価する苦痛を伴った場合のみ、医者による安楽死が認められる」、こんな答えしかかえってこないだろう。これから先80才以上の老人ばかりになってしまったとき、本人が望むなら健康でも安楽死は認められなければならないと思う。命と宗教がおおきく関わるこの死に対して、個人がそれぞれ思慮をめぐらすことが必要だろう。そういう意識の高さが、もしかすると安楽死に対するひとつの答えをもたらすかもしれない。
(2014年11月1日)


 モザイク処理が薄いアダルトDVDソフトを審査で不正に合格させたなどとして、わいせつ図画販売ほう助などの罪に問われた自主審査機関「日本ビデオ倫理協会」(ビデ倫)の元審査員、根本英隆被告(70)ら3被告の上告審判決で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は7日、弁護側の上告を棄却した。
 根本被告ら元審査員2人を罰金50万円、DVDソフト制作会社社長、五郎川弘之被告(53)を懲役10月、執行猶予3年とした一、二審判決が確定する。
 弁護側は「わいせつ物の販売を禁じた刑法の規定は表現の自由を保障する憲法に反する」などとして無罪を主張していたが、同小法廷は1957年の「チャタレイ事件」判決などで示された判断に沿って退けた。
 一、二審判決によると、根本被告らは2006年8月、モザイク処理が薄いDVDを不正に合格させ、メーカー側は同年10月から販売した。 (2014/10/7 12:17 日本経済新聞)

   ヘラルドの先輩の名前が堂々と出ている。もう一人根本さんがいたので、我々は今でも彼を「ネモヒデさん」と呼んでいる。映画業界からビデ倫に天下りしたように入った職場で、とんだことになっていた。先日のヘラルドOB会で「あの裁判はどうなったの?」ときいたところ、「有罪だよ!10月に判決が出るよ」と聞かされていたので、驚きはしないが、活字になって名前が明白になると、ちょっと複雑な心境になる。もう8年前のはなし。こんなことで、これだけ時間と労力を費やしている日本の社会は、健全なのだろうか。ネットに繋げばそれこそ無修正のセックス映像が誰でも見られる世の中で、こんなたてまえ裁判をやっている日本って、あまりにも平和過ぎはしないか。規制の仕方と運用の仕方が苦手な日本国、もっと本音が世の中を駆け巡らないと、あの中国を非難する資格も有しなくなってしまうよ。
(2014年10月7日 夜)

 必死になって『古川爲三郎』関連ホームページを作成し続けている。いよいよ最後の段階だが、ここへ来て文章をまとめる作業がはかどらない。まだ3週間になっていないが、これを速いとみるか、遅いとみるか。そんなことを考えていたら、自分の中で同じようなシーンを思いだした。ほぼ40年前、27歳の時だったが、ヘラルドであの当時のオフィス・コンピューターに経理システムを乗せる仕事を毎日、半年近くやっていた。社内にコンピューターの「コ」の字も分かる人間は一人もいなかった。毎日はやくても夜10時過ぎまで、寝ても覚めてもシステムやプログラムのことばかり考えていた。社外の会社のサポートを受けていたが、自分でもコボル言語でプログラムを20本くらい書いていた。
 最後の三日間は徹夜をして、経理システムを人間作業からコンピューター作業へ移行したことを思い出す。必死だったよなあ。なにかに憑かれたように、脇目も振らずという状態だった。休日になればお昼過ぎまで寝ていて、怒られもした。なにかに憑かれたという状態が、今も同じだと感じる。ひとりっきりの作業は、はかどるけれど、虚しい。誰が誉めてくれるわけではないのは、その時も今も同じ。この苦労が分かる人は身近にはいない、いなかった。今でも分かってくれていないだろうな、と思いながらも、悔しい思いをしているわけではない。そこにやらなければいけない作業があるから、ただひたすらに、一所懸命いのちをそそぎ込んでいる。
(2014年9月15日)

paynet1 『8・12日航機事故』で亡くなった知りあいにはこんなうらばなしがあった。彼は繊維メーカー、ユニチカの宣伝マンだった。ユニチカでは「水着キャンペーンガール」とは別に「マスコットガール」と呼ばれるキャンペーンガールがいた。初代は風吹ジュン(1974年)、2代目 手塚理美(1975年 - 1978年)、3代目 紺野美沙子(1979年 - 1981年)を輩出していた。その2代目手塚さとみ(デビュー当時)の担当だった彼は、1975年彼女が14歳の時に遠藤周作、岡本太郎、伊丹十三、沢渡朔 、小林亜星の各氏が撮影したカレンダーを企画した。その写真に添えられていたのが、フランスのイラストレーター、漫画家のレイモン・ペイネの絵だった。

paynet2 『ペイネ 愛の世界旅行』というアニメーション映画を配給しようとしていた日本ヘラルド映画は、このペイネの商品化権を獲得していた。品のいい、女性たちに人気のあった彼の「白黒線画」がカラーになって動くというのが当時のその世界での小さな話題になっていた。どうしてユニチカのマスコットガールとペイネの絵がイメージとして重なるのか、猥雑な世界に生きていた映画人にはよく分からなかった。

 その後、手塚さとみは手塚理美になって活躍していることは周知のこと。真田広之と結婚して2児の母親になっていた事は、芸能界に疎い私は今回知った。当然のように離婚しているのは普通のことか。今、真田広之のマネジメント会社をやっているのは親しい知人。遠いところで、こうやってすこしは関わり合う人生の糸をつむぐことが出来る。

 さて本題。ユニチカの宣伝マンだった彼は、その後象印マホービンに転職した。ヘラルドの大阪支社担当者は彼をフォローしていたので、日航機事故に遭遇したことを知ることになったのだ。ペイネのカレンダーの時は私が窓口になっていたので、彼とは何回も会っていた。感じのよい、自分が好きな人の範疇だと、きちんと記憶にあることが嬉しい。が、その後の人生で一生会うこともなかったかもしれない彼を、こうやって毎年思い出すことが、人生の中でも希有で不思議なことだといつも心にあたためている。
(2014年8月14日)