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 現場
 「事件は現場で起こっているんだ」と、テレビドラマでさえ現場主義を主張している。
 もうこんな例えも恥ずかしいくらいなのに、テレビのニュースはメキシコで起こった地震発生時刻を日本の時刻でしか言わない。
 日本の時間で未明の時刻の地震が、現場では昼間起こった地震だとすぐに分からないことは、ダメなニュースである。
 なぜ、短時間で言うことのできる「現場(現地)時刻」と「日本の時刻」を同時に言わないのだろうか。不思議でならない。
 地震の発生した時刻がいつなのかによって、寝ているときじゃ大変だろうな、とか、朝の通勤時間帯なら相当混乱しているだろうな、とかを想像しながらニュースを聞くことが出来る。
 こんなニュースにも日本のガラパゴス性を見ることが出来る。
 携帯電話の世界はその閉鎖性がまだ名前として残っているくらいだが、ニュースの分野でも然り、ニュースのガラパゴス表現と言われること必至。
 例えば世界的な競技大会があっても、ニュースになるのは日本チームのことばかり。ではその大会で他国がどう戦ったのかなって言うことがニュースにならないのが現実なのだ。
 先日のU18ベースボールもそうだった。3位決定戦での日本チームのニュースは流すのに、同じ日に行われた決勝戦の結果どころかチーム名さえ取り上げない。
 これではU18のニュースを伝えていないことになる。そんなことは平気なのが日本のテレビらしい。もっとも、国内試合だって、優勝したのが誰なのかなんてどうでも良く、マスゴミ(塵)受けする選手ばっかり追っかけるのは今に始まったことではないが。

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『シビル・アクション』(A Civil Action)

1998年・アメリカ 監督/スティーヴン・ザイリアン

出演/ジョン・トラボルタ/ロバート・デュヴァル/トニー・シャルーブ/ウィリアム・H・メイシー

 普段は民事を争う弁護士をしている主人公。ジョン・トラボルタは、恰幅のいい容姿となって弁護士役も卒なくこなしている。活舌や声周りがいいので、弁護士を演じるのには十分だ。環境汚染問題を偶然扱うことになってしまった主人公、意地でもやり通そうとするがそんなに甘くない。

 事実は小説より奇なりというが、事実に基づいたこの映画の結末は想定外だった。ハッピーエンドで終わってしまうには時代が経ち過ぎた。スムーズに勝訴になるなんていうことはなく、狡猾な大学教授兼弁護士にしこたま人生の苦みを味わされることになった。

 真実は神のみぞ知る世界をどう評じるのかが弁護士の仕事、口も達者でなければ強い弁護士にはなり得ない。真犯人だって無罪を主張する人間を弁護するのが仕事なら、悪法だろうが条文を盾に自分の論理を組み立てていく。こういうケースでこんなことを言ってはいけない、とか、こんな時のこういう質問が致命傷だと学生に教えている片方の弁護士。その通りに悪い見本をやってしまう主人公が・・・。破産までして最後に勝つのは真実だ、と青二才のようなことを言ってしまう主人公が好きだ。大学教授は平気でそういう輩を貶める。それが現実の社会なのだろう。


『リスボンに誘われて』(Night Train to Lisbon)

2013年・ドイツ/スイス/ポルトガル 監督/ビレ・アウグスト

出演/ジェレミー・アイアンズ/マルティナ・ゲデック/シャーロット・ランプリング/ジャック・ヒューストン

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