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『ゴジラ-1.0』(GODZILLA MINUS ONE)

2023年(令和5年)・日本 監督/山崎貴

出演/神木隆之介/浜辺美波/山田裕貴/青木崇高/吉岡秀隆/安藤サクラ/佐々木蔵之介

 ゴジラ大好きのヘラルド時代の後輩から「小河さんこのゴジラはおもしろいから絶対観た方がいいよ」という強いお勧めがあったことをずーっと覚えていた。早々とAmazon PrimeVideo に登場したので、早速観ることにした。無料だったことにはちょっとした驚きも。ただ、お勧めの映画にしては期待を裏切った。結局は一番気になる子供騙しの典型ではないか! だからこそ強く進めていたのかなぁ、とその理由を推測したりしている。


『ブローン・アウェイ/復讐の序曲』(Blown Away)

1994年・アメリカ 監督/スティーヴン・ホプキンス

出演/ジェフ・ブリッジス/トミー・リー・ジョーンズ/スージー・エイミス/ロイド・ブリッジス

 アマゾンからのお勧めで観始まった。携帯電話とパソコンの形を見て、アッ!これは結構古い映画だなぁということを実感した。爆弾処理班の物語。赤線を切るのか黒線を切るのか、最後には理屈なしで実行しなければならない時がある。そんな時に現実社会での個々の振る舞いが運命を決めるのは残酷だ。同じではないけれど、似たような状況を何度経験するかで、天国か地獄かを実践することになるのだろうか。


『オペレーション・フォーチュン』(Operation Fortune: Ruse de guerre)

2023年・アメリカ 監督/ガイ・リッチー

出演/ジェイソン・ステイサム/オーブリー・プラザ/ジョシュ・ハートネット/ケイリー・エルウィス/ヒュー・グラント

 なんだか分からないけれどかなりの高額で取引されるだろうという物品を取り返すことが命題だった。AIプログラムが入ったハードディスクという物品は今風過ぎる。ノンストップ・アクションで力と色気をミックスしたチームが奮闘する。こういう映画は日本では間違っても製作できない。映像もここまでくると、行きつく先が見えなくなってくる。あまりにも出来過ぎた状況設定もAIのおかげだなぁと妙な納得の仕方で終わった。


『ロスト・フライト』(Plane)

2022年・イギリス/アメリカ 監督/ジャン=フランソワ・リシェ

出演/ジェラルド・バトラー/マイク・コルター/トニー・ゴールドウィン/ヨソン・アン

 LCCに転職した主人公の機長は正義感強く、最後まで乗客を守り抜くのが生き様だった。嵐の中で離陸した飛行機だったが、最初から迂回航路を取れば避けられる事故だった。ガソリンも時間ももったいないと運行責任者が雲の上を飛べば避けられるよと迂回することを許さなかったあたりは現実のLCCの苦しい選択なのかもしれない。単なる飛行時事故だけでは終わらない世界情勢も踏まえたストーリーに飽きは来なかった。


『サヨナラ』(Sayonara)

1957年・アメリカ 監督/ジョシュア・ローガン

出演/マーロン・ブランド/高美以子/ナンシー梅木/レッド・バトンズ/パトリシア・オーウェンズ

 マーロン・ブランドの若い頃のこの作品がおもしろいよ、と友人からDVDを送ってきた。さっそく観たが予想以上におもしろかった。日本を舞台に日本を愛していたらしい監督による日本様式礼賛の映画だった。日本人としての振る舞いに学ぶところが結構あって頭の中をすっきりさせてくれた。興行的には成功し、ブランドの主演男優賞ノミネートを含む10のアカデミー賞ノミネートを受ける大ヒットとなった。この作品は4つのアカデミー賞を受賞した。一見をお勧めする。


『MEMORY メモリー』(Memory)

2022年・アメリカ 監督/マーティン・キャンベル

出演/リーアム・ニーソン/ガイ・ピアース/モニカ・ベルッチ/レイ・スティーヴンソン

 認知症によるメモリーとUSBに記録されたメモリーとを掛けた邦題が寒々しい。殺し屋の主人公だが子供だけは決して殺さない。悪者を無慈悲に消し去っていく様は気持ちいいい。ちょっと危険な思想に見えるが、甘っちょろい現在の社会は善良な市民をも平気で殺されてしまう。ダメなものはダメだと言い切れない国民が墓穴を掘ってしまいそうだ。似非自由主義が横行し、確実ではない現象が確かなものだと信じる馬鹿者が増えている。


『トスカーナの幸せレシピ』(Quanto basta)

2018年・イタリア/ブラジル 監督/フランチェスコ・ファラスキ

出演/ヴィニーチョ・マルキオーニ/ルイジ・フェデーレ/ヴァレリア・ソラリーノ/ニコラ・シリ

 ちょっと短気な腕の立つ料理人の主人公は最新の拘置所暮らしから解放されて、社会奉仕に従事しなければならなかった。ガスパルガー症候群の若者の中には特殊な能力を持つ子がいる。よくありがちな物語だが、イタリア風レシピがほんのりとした味を観客に届けてくれる。美味しい料理に出逢うことは人間の幸せのうちでも最大と思えるほどの喜びに通じる。何を食べても分からない人、なんでも美味しいと評価のできない人に出逢うと顔をしかめてしまう。


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